
こんにちは!手土産選びに必要以上の気合を入れてしまうERIKOです。
さていきなりですが、夏といえばバーベキューの季節!
と、この一文で
と思ったあなた。その気持ちを疑うわけではありませんが、いざ本当に誘われるときっとちょっと面倒なはず。
そうです、それがバーベキューです。
成功すれば最高に楽しいイベントですが、参加者もいろいろと気を遣わないといけないのが大変ですよね。
私は学生時代は体育会系の女子マネージャー、その後はIT業界に就職して長らく男社会にいました。
男性の本音トークを聞く機会は山ほどありましたし、イベントとなると幹事や幹事補佐として駆り出されるのが常。
バーベキューで失敗している女子(若かりし日の私もその一人)、たくさん見聞きしてきましたよ~!
そんなわけで今回は、バーベキューで愛され女子になるための心得を4つのポイントに分けてまとめてみました!
参考にしていただければ幸いです♪
バーベキューにも「種類」がある!
一言で「バーベキュー」と言っても、場所や人数によって雰囲気や気を付けるポイントは違います。
まずはバーベキューを3種類にカテゴライズしてみましょう。
家でのバーベキュー
上司や友人の家に招かれて、庭や屋上で行うバーベキュー。
新居のお披露目を兼ねていることも多く、家族ぐるみで行うパターンが多いです。
少人数での バーベキュー
仲良しの友人グループなど、4~6人程度で行うバーベキュー。
海、山、キャンプ場など場所はさまざま。
家族や恋人、同性の友人を連れてくるケースもあるので、必ずしも全員と面識があるわけではありません。
大人数での バーベキュー
会社やサークルなど、大人数のグループで行うバーベキュー。設備の整ったキャンプ場を使うことが多いです。
現地では、全員と交流するというより、普段仲良しの人やたまたま近くにいる人とグループを作る感じになります。
バーベキューの種類によって、対応を変えるのがベスト!
バーベキューは、その種類によって手伝い方や気遣い方が変わってきます。
例えば、「家でのバーベキュー」は、バーベキューと言っても服装も手土産もホームパーティと同じ感覚で構いません。
お手伝いもバーベキューを手伝うという感じではなく、その家の奥様に「何か手伝いましょうか」と声をかけるだけでOKです。
そして、「少人数でのバーベキュー」と「大人数でのバーベキュー」は、海か山かキャンプ場かという場所による違いは大きくありませんが、参加人数によって少し変わってくる部分があります。
少人数であればあるほど個人への注目度は増し、大人数であればあるほど誰も見ていない、というのが基本です(笑)
少人数の場合は気合を入れて可愛い服装をしたら目立ちますが、大人数の場合だと他の人との交流の機会が多いためあまり見て貰えないことの方が多いんですね。
なので、それぞれのバーベキューの種類に応じて服装や手伝い方など、上手く使い分けていきましょう!
バーベキューに誘われたときのスタイル
マナー云々の前に、バーベキューにあたって一番迷うのは「どんな恰好で行くか」ですよね。
カジュアルが良いことはわかっているけれど、カジュアルすぎてダサいと思われるのも嫌です。
でも、「どれがOKか」で考えるといつまでも答えは出ませんので、「どれがNGか」だけを考えていきましょう。
NGアイテムだけを避けて、あとはワードローブにあるものでレッツ・コーディネート!
服装
バーベキューでは料理はもちろんのこと、服装も大事なんです!
今回は、バーベキューにふさわしい服装を紹介していきますね。
「燃えない、見えない」が絶対条件!
引火しやすい服とは、化繊素材でヒラヒラしたもの。
下着が見えやすい服とは、襟ぐりの広いトップス(かがんだとき)、ミニスカートやローライズのボトム(しゃがんだとき)。
あとは、汚れが目立ちやすい白っぽい服は避けたほうが無難というくらいですね。
スカートOKなの?と思うかもしれませんが、デニムスカートやワンピースを着てくる人も結構いますよ。
虫対策は万全に!
蜂や蚊も怖いですが、もっと怖いのはブヨ!
ものすごい腫れと痒みで、周囲も バーベキューどころではなくなってしまいます。
そんなわけで、虫よけはもちろん、いざというときのために夏場でもさっと羽織れる長袖を用意しておきましょう。
靴
汚れやすい革製や布製、歩きづらくて危険なヒールはNG。
ベストなのは、もちろんスニーカーです。
気軽にビーチサンダルでもいいかなと思いがちですが、素足に炭や焼きたてのお肉を落とすと火傷します!
実は私自身、ビーチサンダルでバーベキューへ行って足の甲をやけどしたことがあります…。
1ヶ月ほどナースサンダルでの通勤を余儀なくされ、痕が完全に消えるまで5年くらいかかりました。
ビーチでのバーベキューの場合はビーチサンダルでもOKですが、安全にはくれぐれも気をつけてください。
クロックスなど、足の甲を覆うタイプのサンダルを持っているならそちらのほうがおすすめです。
帽子
バーベキュー会場は人口密度が高かったり風が強かったりすることがあるので、ツバの広い大きな帽子や日傘は避けましょう。
バーベキューに来ておいて「日焼けは絶対にイヤ!感」を出しすぎるのも考えものですしね。
(とは言え、日焼け対策は重要です!)
また、荷物が混乱して誰のものかわからなくなることも多いので、小さくたたんで鞄にしまうことができる布製が便利です。
ネイル
ジェルネイルが主流になってきた今、ネイルしたまま料理することを不潔だと非難する人は少数派になりました。
バーベキューでは素手で食材を触ることも少ないので、お手伝いのためにわざわざネイルを落とす必要はありません。
ただ、食欲を減退させるようなグロテスクなネイルアートはできるだけ避けるのがマナー。
また、ビーチなどで素足を見せる機会があるなら足のケア(ネイル、かかと)は忘れずにやっておきましょう!
熱中症対策用の首てぬぐい
炎天下の中で行うバーベキューは、どうしても熱中症になる危険性があります。
なので、首てぬぐいや首用のアイスノンを使用して、熱中症対策をすると安心です。
「首てぬぐい」を使うと、バーベキューのスタイルを手軽にかわいらしくできます。
無地のフェイスタオルだとおばちゃんになってしまいますが、可愛いデザインならOK。
トップスとボトムの組み合わせがちょっと微妙な場合でもごまかせるので便利です。
また、服ではなくピアスやブレスレットなどのアクセサリー類でセンスをアピールしてみるのもいいですね。
バーベキューで喜ばれる手土産
「会費制だから気にしないで」と言われても、手ぶらで行くのはちょっと気が引けることが多いですよね。
特に少人数でのバーベキューの場合は、自分だけ何も持っていかないと目立ってしまいます。
せっかくなら、みんなの喜ぶ顔を想像しながら楽しんで手土産を選びましょう!
手土産の値段の相場
参加者の年齢や経済状態にもよりますが、20~30代の一般的なOLの場合は1500~2000円ほど。
一緒に行く友人とお金を出し合って、2人で3000円、3人で5000~6000円といった予算で考えてもいいですね。
会費なしで招待してもらった場合は、ちょっと奮発して3000円くらいが相場です。
ターゲットと個数
バーベキューの手土産を考えるにあたっては、「誰に食べてもらうために」「何個くらい買うのか」が重要です。
10人以下の少人数の場合は、基本的に「自分も含めて全員の口に入る量」を持参するようにしましょう。
例えば参加者8人の場所に6個入りの手土産だと、どうしても遠慮が生まれてしまいますよね?
もちろん、気軽にシェアできるものであれば「1個ずつ」でなく「一口ずつ」の計算でもかまいません。
逆に大人数でのバーベキューの場合は、全員の人数を考慮する必要はありません。
幹事への差し入れとして何か買っていくか、自分の周りの5~10人に適当に配るつもりで選べばOKです。
また、会社のイベントなどで会費制の場合は、必ずしも手土産を持参する必要はありません。
仲の良い先輩や同期に事前に確認して、持っていくかどうか歩調を合わせておくと気が楽ですね。
おすすめの手土産
さて、いよいよ手土産のセレクト!
余ったときに幹事が困らないもの(持ち帰りやすいor躊躇なく捨てやすい)、という視点で判断すると失敗が少ないです。
パターン別に、おすすめの手土産を紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
定番の手土産を選ぶ
ひねりはないものの、失敗のないオーソドックスな手土産です。
デパ地下やKALDI、成城石井のほか、おつまみ類が豊富に揃う大型リカーショップも便利ですよ。
ワイン
お酒を飲む人が多いなら、予算に見合うワインは一番手軽です。
ワインオープナーが不要で、余っても蓋が閉められるスクリューキャップのワインがおすすめ。
スクリューキャップ=安物というのは少し前の話で、最近は全体的にスクリューキャップが増加中です。
冷やせる状況でなければ、お店の人に聞いて常温でおいしく飲める赤ワインを選ぶといいでしょう。
車で来る人が多そうなら、オーガニックフルーツのジュースなど高級系のノンアルコールもいいですね。
個包装の焼き菓子
クッキー・フィナンシェ・マドレーヌなどの一口サイズの焼き菓子は手が伸びやすく、見た目もかわいいのでバーベキューの手土産に向いています。
バラで大量に入っていると余ったときに困るので、できるだけ個包装になっているものを選びましょう。
高級系の缶詰
バーベキューではお肉を食べますので、魚介類の缶詰を中心に選ぶほうがいいでしょう。
いろんな種類を買って、みんなでちょこちょこ食べ比べてみるのも楽しそうですよね!
ドーナツ
ずらりと並んだドーナツの見栄えは手土産にぴったり!
但し、ドーナツは食べない人や半分でいいという人もいるので、1人1個計算で持っていくと多すぎます。
なので、これは大人数のバーベキュー向け。
それと、クリームやチョコがたっぷりのドーナツは、夏場は避けるようにしましょう。
その他、流行のスイーツ
高級すぎず、常温で食べられるスイーツが流行っているなら、それを選ぶのもいいですね。
行列のできるお店のポップコーンなどは、食べそびれている人が多いので喜ばれますよ。
2014年に大流行したクロワッサンたいやきのようなスイーツも、手土産としてかなり使えます。
コンビニやスーパーで手土産を選ぶ
何か買おうと思っていたのに気づけば当日、しかもゆっくり買い物している時間がない!
そんなときは、いろいろ悩むより「ビールとポテトチップス」です。
これはテッパン中のテッパン!
ビールはケチらずにプレミアムモルツの6缶パック、ポテトチップスは定番のものを2袋ほど。
ほかのスナック菓子は余ることが多いのに、なぜかポテトチップスはあっという間になくなります。
幹事への差し入れとして手土産を選ぶ
大人数でのバーベキューの場合で幹事と親しいなら、お礼を兼ねて手土産のターゲットを幹事に絞るのもひとつの手です。
お酒好きな人なら、シャンパンや大吟醸など普段よりもちょっといいお酒。
「こっそり食べてくださいね!」と、焼肉用のミスジ肉や牛タンを買っていくのもいいですね。
1人の予算でいいものを買うのは難しいですし、1人で高価なものを持っていくと逆に気を遣わせるもの。
なので、幹事に差し入れをするなら、一緒に行く友人とお金を出し合って買っていくほうがいいでしょう。
ちょっと凝った手土産を選ぶ
少人数でのバーベキューの場合は、ちょっと凝った手土産でメンバーを喜ばせてみたい気もしますよね。
それで「お、気が利くな~」と思ってもらえたら自分も嬉しいのでWIN-WINです。
テイクアウトのピザ
準備に手間取って、開始時間になったのになかなかお肉を焼き始められない…そんな事態はバーベキューにありがちです。
そんなときに小腹を埋められるのが、テイクアウトのピザ。
余って冷めても、あとでバーベキューコンロで温められます。
同じような感じで、揚げたてのおいしいコロッケもいいですね。
但し、お肉を焼くためにがんばってくれている幹事に配慮して、フライドチキンなどの「肉系おかず」は控えましょう。
バゲット
バーベキューコンロで軽く焼くと、バゲットはとてもおいしくなります。
パン屋でカットしてもらって持参しましょう。
バーベキューにバターを持っていくのは難しいですが、ハチミツなら手軽。
「バゲット&ハチミツ」、女子力の高い手土産です。
目新しいバーベキュー用食材
「これ焼くとおいしそう!」と思う食材を持参すると、バーベキューを楽しみにしている感じも伝わって場が盛り上がります。
初夏限定ですが、皮つきのヤングコーンやそらまめは、皮ごと焼くと蒸し焼きになって最高!
デパ地下で売っているちょっと高級な厚揚げや、肉厚のエイヒレなんかも手軽でおいしいのでおすすめです。
この場合、お腹に溜まりにくい副菜的な食材を選ぶのがポイントです。
カクテルセット
お酒好きが集まるバーベキューなら、カクテルを作るためのリキュール類を持参してみるのも楽しいですね!
万人受けするのは【カシスリキュール・オレンジジュース・炭酸水】で、カシスオレンジ、カシスソーダが作れます。
【カルーア・牛乳】でカルーアミルク、【抹茶リキュール・ウーロン茶】で照葉樹林というのも手軽です。
ただし、氷とプラスチックカップも持参し、お酒の瓶は自分で持ち帰るようにしましょう。
旅先で手土産を買っておく
バーベキューの前に旅行に行く予定があるなら、そこでお土産を買っておくのもいいですね。
例えば北海道の「白い恋人」や広島の「もみじまんじゅう」など、定番のものでも喜ばれます。
家にある「ちょっといい余り物」を活用する
そんなもったいない余り物は、「いただきものなんですが…」と言って手土産にしてしまっても問題ありません。
それだけでは少ないかな、と思ったら、1000円前後の手土産を何か追加してもいいですね。
手土産を手作りする
参加するメンバーに気になる男性がいる場合など、手土産を手作りしてアピールしたくなりますよね!
NGではないのですが、手作りにリスクがつきものなのはバーベキューも例外ではありません。
今回は手作りでの注意点も挙げつつ、手作り手土産のおすすめを紹介します。
手作りのスイーツ
「女子力アピール感」が高くなる選択なので、それを凌駕する「お菓子作りの実力」が必須条件です。
また、手作りにかすかな不潔感を覚える人も少なからずいることを忘れてはいけません。
マドレーヌならロゴの入った敷紙を使い、クッキーでも個包装にするなど、見た目を市販品に近づけましょう。
タッパーに並べたものを配り歩くようなことをすると、いくらおいしくてもマイナスイメージです。
手作りのお料理
スイーツは無理だとしても、やっぱり手作りで何かしたい気持ちが諦められない!
そんな場合は、先に紹介した「バーベキュー用の食材持参」でも「お料理好きなんだな」という印象付けになります。
持参した食材に、現地でちょっと手を加えて手作り感をアップさせるのもいいですね。
例えば、アスパラとベーコンを持参してクルクル巻いたり、プチトマトとカットベーコンを持参してホイルで包んだり。
この程度であれば「肉料理」な感じはしませんし、包丁いらずでおいしいのでおすすめのメニューです。
バーベキューでのお手伝いや気遣いのコツ
バーベキューでは、幹事や他の人に対するお手伝い・気遣いが何よりも大切。
さり気ない気遣いが出来る素敵な女性になるために、これから説明することをきっちり実践できるようになりましょう!
メールでのやり取り
最近では、仲間同士の連絡のやり取りは電話ではなく、メールやLINEが中心となっています。
いくら自分の姿が相手に見えないからといって、気を抜いてはいけません。
文字だけでも、相手を気遣う姿勢がわかるものです。
今回はバーベキューの数日前から終了後まで使える、メールでの気遣い術を教えます!
数日前のメール
1週間前では早すぎますし、前日では段取りが決まっていることが多いので少し遅いかもしれません。
など、自分ができそうなことを具体的に伝えると先方も頼みやすいです。
バーベキュー開始前のメール
大人数の場合は「時間通り着きます」といった連絡は逆に迷惑になることも。
事前に挨拶したいなら前日のうちに、「予定通り参加できます。明日楽しみにしています!」と送りましょう。
もちろん、遅刻の場合はきちんと連絡が必要です。
当日になって買い忘れがわかることも多いので、遅刻連絡の際は「何か買っていくものありますか?」の一言を忘れずに。
バーベキュー終了後のメール
逆に、友人に誘われて参加しただけであまり親しくない関係性のバーベキューだった場合は、また誘ってほしいときだけでOK。
幹事の連絡先がわからない場合、共通の友人を通して「楽しかったとお礼を言っておいてね」と伝えてもいいですね。
手伝うときの注意点
集団でのイベントに慣れていないと、バーベキューではどう動いていいのか困ってしまいますよね。
何もしない女だと思われるのも、はりきりすぎだと思われるのも嫌。
バランスが難しいところです。
なので、今回は手伝う時の注意点をポイント別にご紹介します。
片付けはさりげなく!
片付けに夢中になるくらいなら、手伝うのをきっぱり諦めて楽しく飲み食いすることに専念するほうが好印象。
みんながわいわい楽しんでいる輪の中に、大きなゴミ袋を持った人が空き缶を集めに来たら興ざめですよね?
少し難しいですが、笑顔と会話を心がけながら(ドリンク片手に…くらいの気持ちで)片付けるようにしましょう。
自信がなければ最初に宣言する!
「私言われないと動けないんで、何でも言ってくださいね!」と幹事に伝えればいいのです。
そして1~2時間に1回くらい「何かすることないですか?」と聞けば、それで気持ちは充分に伝わります。
幹事はバタバタしていることが多いので、「飲み物ありますか?」「食べてますか?」という言葉を添えてもいいですね。
反省を素直に伝える!
などと、楽しかったことを伝えれば幹事はそれで嬉しいですよ。
まとめ
20年分のノウハウを詰め込んでみましたが(年がバレますね。笑)、いかがでしたでしょうか?
つい長々と書きましたが、バーベキューに誘われて一番大切なのは楽しむこと!
たとえ手土産を忘れても、さらに手伝いもせずに酔い潰れてしまっても、
「手ぶらで行った上に飲んだくれてすみません…。でも楽しかったのでぜひまた呼んでください!」
と、そんな一言でマイナスの印象を払拭できるのがバーベキューのいいところなのです。
回数を重ねるごとに気遣いのポイントも自然に身に付きますので、気負わず気軽に参加しましょう♪
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