
こんにちは!美エージェントライターのERIKOです。
今回のテーマはズバリ、「野菜不足を見事に解消できる常備菜」です!
仕事が忙しいと、つい手っ取り早い炭水化物や肉類で空腹を埋めてしまいますよね。
そして、野菜不足の罪悪感を野菜ジュースや納豆でごまかしてしまったりしていませんか…?
わたしもずっと一人暮らしをしていたので、その気持ちよーくわかります!
そんなわけで、今回は週末や早く帰れた日に作り置きできる野菜系常備菜のレシピを集めました。
実際に何回も作っているおすすめのレシピを厳選し、より簡単&ヘルシーになるアレンジも紹介しています。
「これは保存版!」と言っていただけるように、グッと気合を入れましたのでぜひ参考にしてくださいね。
常備菜を作る準備
レシピを紹介する前に、何よりも大切な衛生管理について説明します。
野菜不足を解消しようとしてお腹を壊しては意味がありませんので、面倒でもしっかりやりましょう!
耐熱の保存容器
また、冷蔵庫の中で液だれしないよう、きちんと密閉できる容器がおすすめです。
アルコール消毒スプレー
但し、ノロウイルスのようにアルコール消毒が効かないウイルス等もありますので、塩素系漂白剤(いわゆるハイタ―)との併用も有効です。
それと、塩素系漂白剤は「まぜるな危険」なので使い方には注意!
キッチンペーパー
布製のふきん類は不衛生になりやすいので、使い捨てのキッチンペーパーを使うことをおすすめします。
耐熱トング
丸ごと煮沸消毒できる商品(=持ち手部分も耐熱)を選びましょう。
上の写真は「Joseph Joseph エレベートトング」です。
ではいよいよ、作り置きレシピにまいります。
「サラダ&マリネ」「漬物&ピクルス」「和風おかず」「洋風おかず」に分けて5レシピずつ、計20レシピです!
毎日もりもりビタミン補給!サラダ&マリネ
不規則な生活をしていると、化粧品にお金と気を遣っていてもお肌は荒れがちですよね。
美白のために必須のビタミンCは加熱で壊れやすいので、生野菜でしっかり補給したいところです!
1、キャロットラペ
参考レシピ:cookpad.com
小さなにんじん1本くらいならペロリと食べられてしまう、フレンチの定番お惣菜です。
- レーズンやナッツ、レンズ豆など美容効果の高い具を入れる。
- ハーブソルトやスパイスでエスニック風にする。
- お酢をバルサミコ酢やりんご酢に替える。
など、飽きないようにアレンジしやすいのも特長です。
レシピに忠実に作りました!
レシピにも注意書きがありますが、ビストロで食べるような味を想像して食べると酸味が強いと感じます。
マリネ液も多めなので、最初はお酢を大さじ3、オリーブオイルを大さじ1.5くらいで作って味見してみてください。
酸味が足りなければお酢を、甘みが足りなければ砂糖を少しずつ増やしで好みの分量を探しましょう。
冷蔵:1週間
冷凍:可(冷蔵庫での自然解凍がおすすめ)
【ポイント】
- 大量に千切りするのは時間がかかるため、続けられそうだと思ったらスライサーを買うと楽。
- オリーブオイルは多すぎるとクドくなるため、目分量は危険。作り慣れても油断せず、きちんと計量すること!
2、カボチャとローストナッツサラダ
参考レシピ:cookpad.com
にんじんと並んでβカロテンを摂取できる食材がかぼちゃです。
肌や粘膜を正常に保つ効果がありますよ!
このレシピはレーズンやナッツも入っているのでさらに美容効果が期待できますね。
皮つきのかぼちゃと粒アーモンドで作りました!
今回はかぼちゃを皮ごと使い、クルミとスライスアーモンドの代わりに粒アーモンド20gを刻んで作りました。
レシピ通りの材料のほうが食感を楽しめますが、自分用であれば家にある食材で作ればOK!という感じです。
また、レーズン10gでは少ない印象。レーズン好きであれば、2~2.5倍の量を入れても違和感なく食べられると思います。
蜂蜜は混ぜ込むと風味がわからなくなってしまいますので、食べるときに少しかける程度でよいでしょう。
蜂蜜を使わない場合、少し物足りないと感じたらマヨネーズを大さじ1ほど増やしてもよいかもしれません。
冷蔵:3~4日
冷凍:可(冷蔵庫での自然解凍がおすすめ)
【ポイント】
- 日持ちを優先するなら傷みやすいハムやゆで卵を入れるのは避ける。また、きゅうりは冷凍には不向き。
- 皮ごと潰してしまったほうが楽&栄養価もアップ!無農薬ではない場合は調理前にしっかり洗うこと。
3、もやしナムル
参考レシピ:cookpad.com
とにかくお財布に優しいのがもやしのいいところですが、実は必要な栄養素もたくさん含まれています。
ビタミンB1やアスパラギン酸は疲労回復を助けてくれますし、便秘解消に効果的な食物繊維も豊富です。
あまり日持ちせず、冷凍に向かないのが難点ですが、コスパ的にも押さえておきたいおかずです。
冷蔵:2~3日
冷凍:不可
【ポイント】
- もやしは、袋から出して水に浸けて冷蔵しておくと1週間程度は持つ。
- 毎日水を替える必要があるので手間ですが、週末にまとめ買いしてしまったときに試してみるとOK。
4、プチトマトのマリネ
参考レシピ:cookpad.com
このプチトマトのマリネもその1つで、常備菜としてだけでなくおもてなしにも使える優秀レシピです。
しかも、冷凍して食べるとフレンチのコースで出てくるお口直しのシャーベットのようでこれまた美味!
バルサミコ酢と普通のお酢で作りました!
オリジナルのレシピで使われているのは一般的な穀物酢。
そこで、今回はアレンジとして人気のバルサミコ酢(写真左)とごく一般的な穀物酢(写真右)で試してみました。
バルサミコ酢はぶどうの風味で甘酸っぱく、穀物酢のほうはさっぱりと、どちらもとてもおいしかったです。
冷蔵:2~3日
冷凍:可(解凍せず、冷凍のまま食べる)
【ポイント】
- 水分が出てくるので、冷蔵なら早めに食べるほうがよりおいしい。
- 残った漬け汁にオリーブオイルを加えてドレッシングにすると、無駄なく使い切れるからおすすめ。
- 冷凍の場合はくっつかないよう、完全に凍る前に何度かバラす。製氷皿を活用してもいいかもしれません。
- プチトマトの湯むきは、こちらをご参考に!
レシピ出典:cookpad.com
5、たいめいけんのコールスロー
参考レシピ:mayukitchen.com
朝ドラの「ごちそうさん」のモデルとしても話題になった「たいめいけん」の本物のレシピ。
コールスローですがマヨネーズを使わないので、カロリー的にも安心ですね。
ただ、シンプルなだけに手抜きしないことが大切。
コツが細かく解説されているので熟読しましょう!
冷蔵:4~5日
冷凍:不可
【ポイント】
- オリーブオイルよりクセのないサラダ油の方が合う。
- ただし、油が酸化するとアンチエイジングの大敵になるので注意!
- クセがなくて酸化に強い油となると、大豆油・太白ごま油・グレープシードオイルなどがおすすめ。
箸休めにぴったり!漬物&ピクルス
サラダやマリネと同じように生野菜がメインとなりますが、漬物類はより日持ちがするものが多いです。
お酢や醤油が効いているので一度にたくさんは食べられませんが、食事の品数を一品増やすのに大活躍します!
6、ゴーヤの漬物
参考レシピ:cookpad.com
ゴーヤに含まれるビタミンCは、ビタミンCでありながら加熱に強いことが知られています。
ほかにも血糖値を下げたり、脂肪を燃焼しやすくしたりと身体が欲しがる栄養素がとにかく豊富!
ゴーヤチャンプルーは面倒でも、漬物にしてしまえば手軽に栄養素を摂ることができますよ。
砂糖あり・なしを両方作りました!
オリジナルのレシピでは「砂糖はお好みで」となっていますので、砂糖あり・なしで食べ比べてみました。
- 砂糖なし(写真左):醤油の味がダイレクトに舌に届きます。
- 砂糖小さじ2(写真右):醤油の味もゴーヤの苦味もまろやかになる感じ。砂糖の甘さはあまり感じません。
わたしはいつも砂糖を入れて作っていますが、どちらが好きかは本当に「お好み」ですね。
冷蔵:4~5日
冷凍:不可
【ポイント】
- 日が経つにつれて味が濃くなるため、2mmでは辛すぎるかも。
- 5mmくらいがおすすめ。
7、大根ときゅうりのキムチ漬け
こちらはわたしERIKOのオリジナルレシピ!
キムチには、腸内環境を整えてくれる乳酸菌、必須アミノ酸、食物繊維などが含まれています。
でもキムチってけっこう高いですよね。キムチの素もありますが、売っている白菜キムチはやっぱりおいしい。
そこでわたしは、買ってきたキムチに大根ときゅうりを漬けこんで即席のカクテキ&オイキムチを作っています。
【材料】
白菜キムチ 380g、きゅうり 2本、大根 1/4本
【作り方】
- きゅうりと大根を拍子木切りにする。
- キムチと一緒にフリーザーバッグなどに入れて揉みこむ。
【保存期間&保存方法】
冷蔵:1週間(酸っぱくなるため)
冷凍:不可
【ポイント】
- 中心部が水っぽくなっているきゅうりでもおいしいのでおすすめ。
- きゅうりは数時間でもOKですが、大根は1日おいた方がおいしい。
8、味噌ヨーグルト漬け
参考レシピ:allabout.co.jp
ぬか漬けには手が出せないという人でも簡単に挑戦できて失敗しないのが味噌ヨーグルト漬けです。
味噌とヨーグルトが1:1という覚えやすさも魅力ですし、きゅうり、にんじん、なす、かぼちゃ、ごぼうなど、いろんな野菜で作れるのも嬉しいですね。
ヨーグルト臭さはなく、ぬか漬け感覚で食べられますよ。
ヨーグルトの容器で作りました!
ヨーグルトの残りが1/3くらいになったので、同量の味噌を混ぜて、野菜を漬けてみました。
これだと、容器の準備がいらないのでとても手軽!
ヨーグルトを保存している容器なので、そこに味噌と野菜を入れても衛生上は問題ないはずですが、ヨーグルトを取り出す際に清潔なスプーンを使っていることが前提です。
冷蔵:2~3日、味噌ヨーグルト床は1週間
冷凍:不可
【ポイント】
- なすやきゅうりなど水気が多い野菜は1日でOK。
- 2日経つとかなり塩気が強くなるので注意!
- 日持ちや味の変化については下記のサイトを参考にどうぞ。
参考サイト:bii483.com
9、基本のピクルス
参考レシピ:cookpad.com
サラダ感覚で食べられるのに、サラダより保存期間が長いのがピクルスの特長。
お酢は疲労回復や血液がサラサラになるなどの健康効果のほか、ダイエットや美肌の効果もあります。
ピクルスがあるだけで気軽にお酢を摂取できるのがいいですね。
生のにんじんで作りました!
にんじんの下茹でを省略するとどうなるかを試してみました。
小さめに切れば固さはそれほど気になりませんが、にんじん臭さが強く残るので砂糖を少し増やしてもいいかもしれません。
結論としては、にんじんスティックが好きなら人なら「全く問題なし!」です。
冷蔵:2週間
冷凍:不可
【ポイント】
- このレシピは基本なので調味料も少な目ですが、スパイスでのアレンジもおすすめ。
10、みょうがのピクルス
画像出典:cookpad.com
夏バテ防止やホルモンバランスを整える効果があり、薬膳の食材としても使われるのがみょうがです。
薬味として少しだけ食べることが多いのですが、ピクルスにするとみょうがだけでもおいしく食べられます。
このレシピは砂糖の量が少し多いのですが、大量に食べるものではないので甘酸っぱさを満喫しましょう。
心がほっとする!和食のおかず
和風のおかずが食卓にあると、健康に気を遣っている気がして不摂生の罪悪感が少し減りますよね。
冷凍していたごはんにインスタントのお味噌汁でも添えれば、バランスの良い和食の完成です♪
11、きんぴらごぼう
参考レシピ:cookpad.com
常備菜として定番中の定番、ごぼうの煮物が苦手な人でもきんぴらならOKという人も多いと思います。
食物繊維たっぷりのごぼうは、利尿、発汗、血液浄化、皮膚疾患に効く漢方薬としても使われています。
日常的に食べる習慣をつけたい野菜の1つですね。
皮つきのごぼうで作りました!
ごぼうの皮をむくとせっかくの栄養がもったいないと聞き、タワシでごしごし洗ってしっかり泥を落として皮をむかずに作ってみました。
洗うときに分厚い部分はむけるので皮は気にならず、生ごみも減るので一石二鳥でした。
また今回は、ごぼうもにんじんもピーラーでささがき風にカットしています。
冷蔵:4~5日
冷凍:可
【ポイント】
- こんにゃくは冷凍に不向きなので、冷凍する場合は入れないようにする。
- 抗酸化作用のあるポリフェノールが流出するため、ごぼうのあく抜きをしなくてOK。
- ピーラーを使ったカット方法は、下記の動画がわかりやすくておすすめ。
12、アスパラのおひたし
参考レシピ「みんなのきょうの料理」:www.kyounoryouri.jp
こちらは、梨花さんが常備菜作りに参考にしているという飛田和緒さんのレシピです。
アスパラ以外でも、スナップエンドウ・パプリカ・ししとう・万願寺とうがらしなど、ほかの野菜でも代用できます。
特売品や旬の野菜を活用して「安くおいしく」を目指したいですね。
冷蔵:4~5日
冷凍:不可
【ポイント】
- 焼くと食感が生きたまま甘さが引き立つ。
- 面倒なら固めに茹でてもおいしいのでOK。
13、夏野菜の揚げ浸し
参考レシピ:「みんなのきょうの料理」www.kyounoryouri.jp
こちらも飛田和緒さんのレシピ。
夏でなくても手に入る野菜ばかりですが、旬の野菜にはその季節に必要な栄養が含まれています。
ここで使われている野菜はどれもカリウムが豊富。
体内のナトリウムを調整して、夏場のむくみを予防してくれる効果があります。
また、なす以外はβカロテンも豊富です。
βカロテンは油と一緒だと吸収率が高まるので「揚げ浸し」には意味があるのですね。
揚げずに作りました!
一人暮らしだと特に「揚げ物は無理!」という人も多いと思いますので、揚げずに作ってみました。
600Wの電子レンジで2分ほど加熱してから、なす以外の野菜をフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼きます。
焼くことで甘みも加わり、家族からもおいしいと大好評でしたが、かぼちゃの皮の部分が固すぎて食べづらかったです。
加熱時間を延ばすと身が柔らかくなりすぎるので、皮はオリジナルレシピのようにところどころむくのがおすすめです。
冷蔵:3~4日
冷凍:不可
【ポイント】
- 色鮮やかなので、おもてなしにも最適なレシピ。
- 固めが嫌なら、かぼちゃ・じゃがいもなどは長めに加熱するといいかも。
14、豚にら大根
参考レシピ:cookpad.com
豚にら大根は大人も子供も大好きな一品。
大根は、低カロリーで満腹になるためダイエット食材としては優等生。
ニラには免疫力を高める効果や抗酸化作用(=アンチエイジング!)がありますよ。
豚肉なしで作りました!
野菜の常備菜というテーマですので、豚肉なしで作ってみました。
これでも充分においしかったですが、大根には脂肪の吸収を抑える効果がありますので、豚ひき肉を50gほど入れて旨味を足してもよいかと思います。
冷蔵では傷みやすいニラですが、実は生のまま冷凍可能。
特売のときに買って、カットして冷凍しておくと何かと便利ですよ。
冷蔵:3~4日
冷凍:不可
【ポイント】
- 豚肉を入れてメインのおかずとして作る場合でも、豚肉は1/2くらいの量でOK。
- それでも物足りなさは感じず、おいしく食べられる。
15、お煮しめ
参考レシピ:cookpad.com
定番大人気のお煮しめレシピです。
たけのこやごぼうの食物繊維、れんこんのムチン(乾燥肌)、タンニン(アレルギー抑制)、しいたけのビタミンD(骨を強くする)など、健康・美容食材のオンパレードです。
お正月料理のイメージですが、常備菜としても大活躍しますよ。
冷蔵:1週間(レンジではなく、毎日火を通すこと)
冷凍:可(自然解凍、電子レンジなど)
【ポイント】
- 冷凍する場合は、煮汁に漬けこんで冷凍する。
- こんにゃくは冷凍には不向きなので、冷凍する場合は入れないこと。
おうちでバル気分!洋食のおかず
洋風のおかずとなるとどうしてもお肉が入りがちなのですが、比較的ヘルシーなものを集めてみました。
パンやクラッカーにも合わせやすいので、ごはんが切れているときにも重宝します。
16、大豆のチリコンカン
参考レシピ:recipe.rakuten.co.jp
チリコンカン(chili con carne)はメキシコ料理で、「唐辛子 with 肉」という意味。
大豆は「畑の肉」と言われるほどの万能食材ですから、積極的に摂りたいですね。
よく耳にする大豆イソフラボンは、美肌効果のほか、ガン抑制や更年期障害の予防に有効だと言われています。
レシピに忠実に作りました!
デミグラスソースではなく、トマト缶で作るレシピなのでとってもヘルシー!
ピリっと辛味がありつつも、野菜そのものの甘みが凝縮していてとっても美味しいです。
冷蔵:1週間(レンジではなく、毎日火を通すこと)
冷凍:可(自然解凍、電子レンジなど)
【ポイント】
- セロリやにんじんを刻んで入れてもおいしい。
- アレンジとして大豆ではなく枝豆を入れるのもおすすめ。
17、ラタトゥイユ
参考レシピ:mayukitchen.com
冷やしても温めてもおいしい、南フランスの郷土料理がラタトゥイユです。
家の冷凍庫にいつでも食べられるラタトゥイユがある生活、それだけで女子力が上がった気がしますね!
かなりコンソメの効いたレシピですから、できれば無添加のコンソメ(洋風だしでも代用可)を使うのがおすすめです。
冷蔵:1週間
冷凍:可(自然解凍、電子レンジなど)
【ポイント】
- パスタソースやチキンソテーなど、幅広い用途に使い回せるのでおすすめ。
18、きのこの弱火ソテー
参考レシピ:「みんなのきょうの料理」www.kyounoryouri.jp
行列のできるイタリアンとして有名な「ラ・ベットラ」の落合務シェフのレシピは、簡単でおいしいのが特長です。
きのこには美肌・美髪効果、むくみ解消、便秘解消、免疫力向上と女性に嬉しい効能が盛りだくさん!
しかも低カロリーなので、きのこを主役にしたこのおかずは冷蔵庫に常備しておきたいですね。
20分炒めて作りました!
個人的にきのこ臭いのが少し苦手なので、にんにくを2倍にして20分間炒めました。
きのこの体積は減ってしまいますが、旨味が凝縮されてたくさん食べられます。
ワインにもぴったり!
冷蔵:2~3日
冷凍:可(電子レンジなど)
【ポイント】
- 解凍後、軽く炒め直すとおいしい。
- 火加減を変えて別の食感を楽しむ「きのこの強火ソテー」(下記リンク参照)もあります。
レシピ出典:「みんなのきょうの料理」www.kyounoryouri.jp
19、ほうれん草のスパニッシュオムレツ
参考レシピ:cookpad.com
グルメで知られるV6坂本昌行さんも大好きなレシピ!
ほうれん草は鉄分やアンチエイジングに効果的なビタミンEのほか、貧血に効く葉酸も含まれています。
葉酸は妊娠初期(妊娠に気づく前)から必要な栄養素でもあるので、妊活中の方にもおすすめの栄養素です。
ただし、冷凍する場合は冷凍保存に適さない「じゃがいもは抜き」で作りましょう!
プロセスチーズを焼きヨーグルトに替えて作りました!
プロセスチーズをたっぷりと使うのは、カロリー的にも厳しいので、流行の焼きヨーグルトで作ってみました。
焼きヨーグルトのレシピ出典:cookpad.com
プロセスチーズというよりも、カッテージチーズに似ているように思います。
充分においしいですが、手間もかかるのでカロリーを気にしないならレシピ通りプロセスチーズを刻んで入れるほうがおすすめ。
常温で食べる可能性があるのであれば、ピザ用チーズはおすすめしません。
また、小分けにするなら野菜は小さめに刻むほうがオムレツ内にまんべんなく広がりますし、切り分け時に崩れにくいです。
そして意外と難航するのが裏返す作業です。
うまくできない場合はお皿に出した後、上にクッキングシートをかぶせた状態でいったんまな板にひっくり返し、クッキングシートに乗せたままフライパンに運んでそのまま焼くと失敗しません。
但し、シートに引火すると危ないので必ず火を止めて作業し、フライパンに移したあとは周囲をハサミでカットしてください。
冷蔵:2~3日
冷凍:可(自然解凍、電子レンジなど)
【ポイント】
- 解凍後、弱火のトースターで数分温めるのがおすすめ。
20、レンズ豆の煮物
参考レシピ:cookpad.com
豆類は高タンパクでビタミンやミネラルを含む万能食材なので、積極的に摂りたいですよね。
自分で煮ると安くておいしいのですが、長時間の浸水が必要な種類が多く、習慣づけるのは難しいものです。
そんな豆類にあって、浸水不要で思い立ってすぐ煮ることができるのがレンズ豆。煮豆の初心者におすすめに豆です。
冷蔵:3~4日
冷凍:可(自然解凍、電子レンジなど)
【ポイント】
- 国産のレンズ豆は流通していないようなので、農薬などが心配であればオーガニックを購入すると安心。
- レンズ豆とベーコンの相性抜群なので、1/2量でも入れるとおいしい。
常備菜の保存方法・注意点
常備菜を保存する際に忘れてはいけないのは、冷蔵・冷凍問わず衛生面の注意をしなければいけないということ。
食中毒にならないようにするためにも、保存には十分気を付けましょう。
容器の消毒
容器の消毒は、アルコールスプレーをふりかけたあとでキッチンペーパーで水気を拭くのが最も手軽です。
ただ、ノロウイルスなどアルコール消毒が効かないウイルス等が心配な場合は塩素系漂白剤(いわゆるハイタ―)でのつけおきや熱湯消毒(ノロの場合は、85度以上の熱湯で1分以上)が有効です。
日持ちさせるための注意点
レシピごとに保存期間の目安は記載していますが、日持ちさせるためにはいくつかのポイントがあります。
水分は大敵!
レシピに「水気を飛ばす」「水気を絞る」といった記述があれば、その部分はおろそかにしないことが大切です。
保存容器の蓋に付着した水滴も、こまめにふき取るようにしてください。
粗熱を取ってから冷蔵庫へ!
蓋にたくさんの水滴が付着する原因にもなりますので、粗熱を取ってから冷蔵庫へ入れてください。
ただ、後述するウェルシュ菌食中毒は常温で長く置いておくとリスクが高まってしまいますので、「2時間以内に20度以下に冷やす」というのを冷蔵庫に移す目安にすると良いでしょう。
箸やスプーンも清潔に!
毎回清潔な箸やスプーンで取り分けるようにし、使い回しをしないように注意しましょう。
冷蔵庫で余らせない3つのコツ
せっかく作ったのに冷蔵庫で余らせてしまって廃棄処分、という哀しい事態だけは避けたいですよね。
常に気をつけておくのはもちろん大事ですが、ちょっとした工夫で「うっかり」は減らせます。
日付を書いておこう
マスキングテープに油性ペンで書くと容器も汚れず、はがしやすいので手軽です。(キャロットラペの写真参照)
冷蔵庫に貼り付けられるマグネットのポケットなどを利用し、キッチンに常備しておきましょう。
透明の容器を使おう
雑貨屋さんにはかわいらしい容器がたくさんありますが、本体が透明の容器を選ぶようにしましょう。
保存容器に移そう
でもお皿に移すときに少しだけ手間で、疲れているとこのちょっとした面倒のために食べるのが億劫になることがあります。
味がしみ込んでおかずが完成したら、開閉しやすい保存容器に移しておくことをおすすめします。
知っておきたい「ウェルシュ菌食中毒」
煮物を作り置きするとき、真夏でなければコンロにおいたまま、毎日加熱すればOKだと思っていませんか?
長時間の常温放置や加熱不足によって起こるウェルシュ菌食中毒のリスクが報告されています。
以下のページに図解されていてわかりやすいので、一度目を通しておいてくださいね。
参考サイト:www.city.sapporo.jp
迷ったら冷凍してみよう
お料理を保存するにあたり「冷凍不可」というのは「冷凍できない」ではなく「冷凍に向かない」ということ。
解凍すると食感が変わってしまうとか、べしゃべしゃになってしまって極端にまずくなるとか、そういうことです。
なので、常備菜を余らせてしまって捨てるのがもったいないと思ったら、まずは冷凍して自分で確かめてみましょう。
元のお料理としては食べられなくても、汁物や炒め物の具としてなら使えた!というような発見もあると思います。
今回ご紹介しているレシピで言えば、例えばアスパラのおひたしを凍ったまま刻んでお味噌汁に入れてみる、キムチ漬けを強火で炒めて水気を飛ばしてから豚キムチにする、といった方法なら食べられるかと思います。
また、最近の電子レンジは高機能なので、「自然解凍」となっているようなおかずでも、試してみる価値はあります。
逆に「電子レンジで解凍OK」の場合でも、加熱しすぎるとまずくなることが多いので注意してくださいね。
まとめ
「おいしそう!」「作ってみたい!」と思っていただけたでしょうか?
そうは言ってもなかなか続かないものですが(経験者は語る!)、三日坊主を繰り返すのも継続のコツだと言われています。
気が向いたものを、気が向いたときに、気楽に作ってみてくださいね。
わたしも最近はサボり気味でしたが、この記事を書くにあたってガッツリ常備菜を作ることができました。
しかも、中途半端に残った野菜とひき肉で、野菜たっぷりのキーマカレーもできてしまってラッキーでしたよ♪
さあ、作り置き生活を始めましょう!
【参考サイト及び免責事項について】
保存方法、保存期間、栄養に関する情報については各レシピ(または類似レシピ)に記載されている情報のほか、下記のサイトを参考にさせていただきましたが、あくまでも目安です。
食べるか処分するかの最終的な判断は、自己責任のもと、ご自身の判断で行っていただきますようお願いします。
- 週末の作り置きレシピ(作り置きのコツ・ポイント)
- 保存方法まとめ隊
- 旬の食材百科
- おいしくヘルシー!栄養素とその働き
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