
こんにちは!パスタは5㎏袋を買う主婦、ERIKOです。
パスタってほんとにありがたい食材ですよね。
パスタは茹でて市販のソースを絡めるだけであっという間に出来上がるし、お皿も1枚でいいから洗い物も少ない!
でも、お皿にどーんと盛っただけのパスタは華やかさに欠けるというか、「THE 食料!」って感じです。
カフェやイタリア料理店のパスタはあんなにオシャレなのに、家で作るとわびしさが漂うのはなぜー!?
と、そんな残念を解決すべく…。
今回のテーマは「簡単で美味しいカフェ風おしゃれパスタ」!
思わず完成写真を撮りたくなるような。
そして、SNSで写真を見た友達のテンションも上がるような。
でも意外なほど簡単に作れちゃう!
そんなパスタを厳選しましたので、お好みのパスタを見つけてくださいね!
食器や小道具はお手軽な100均グッズで挑戦!
いくら「おしゃれなカフェ風」でも、ブランド食器など高級な小道具の力に頼っていては自宅での再現は難しいですよね。
そこで今回は、あえて100円ショップの食器や小道具でチャレンジしてみることにしました。
直径22cmの平皿と直径16cmのボウル型のお皿、ホーロー風のマグとココット、クロス、造花はセリア。
直径22cmのガラス皿と木のスプーンはどこかで買ったかは覚えていないのですが、100円ショップなのはたしかです。
おいしいパスタの基本3か条
見た目をおしゃれなカフェ風にするなら、肝心の味もカフェレベルまで上げたいところです。
そこで、パスタを失敗しないための基本をおさらいしておきましょう。
たっぷりのお湯と強めの塩で茹でる!
1人分(パスタ100g)を茹でるには、水2リットル+塩10~20gが目安です。
トマト系やクリーム系など味の濃いソースなら塩は10gでもOKですが、オイル系や和風は思い切って20gで!
塩大さじ1=16g。目分量ではつい減塩になりますので、慣れるまでは水と塩の分量はきちんとはかりましょう。
茹で加減は味見してチェック!
イタリア産など外国産のパスタの場合、商品に書いてある茹で時間はびっくりするくらい適当なことがあります。
初めて買うパスタの場合は、規定時間の3~5分前から1本取って食べてみて、固さをチェックしましょう。
ナポリタンなど仕上げに加熱調理する場合は、ちょっと固すぎるくらいで茹で終えるのがコツです。
湯きりはしっかり!
パスタの湯きりが甘いと、残った水分のせいでパスタソースが水っぽく、おいしくなくなります。
トングや箸でパスタをボウルやお皿に移すのではなく、ザルを使ってしっかりと湯きりしましょう。
なお、コンロが1つの場合はパスタを作ってソースを作っている間にパスタが冷めてくっついてしまいますよね。
茹であがったあとでオリーブオイルをからめておくと、パスタ同士がくっつくのを防げます。
どうしてもくっついてしまったときは、ざっとお湯をかけてほぐし、再度しっかり湯きりしてもOK。
プロの料理としてはNGですが、極端に味が落ちるわけではないので家庭料理ならそう気にする必要はありません。
カフェ風おしゃれパスタのレシピ
では、早速パスタを紹介していきますね。
定番から変わり種までご用意しました♪
ツナのトマトクリーム風パスタ
参考レシピ:cookpad.com
作ってみました!
生クリームは入っていないのにクリーム感があって、簡単なのにおいしいパスタです。
たくさん作って冷凍しておくと、忙しいときに大活躍すること間違いなし!
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
お皿の汚れをティッシュやキッチンペーパーできちんと拭くのは基本!
パスタとソースはお皿のなかであえるのではなく、ボウルやフライパンであえてからお皿に移すと汚れが少ないです。
また、バジルを乗せるとカフェ風に♪と言うのは簡単ですが、フレッシュバジルはなかなか家にはありませんよね。
というわけで、上の完成写真ではさりげなく庭の草を飾って緑を添えました。観葉植物の葉を拝借してもいいですね。
なすとひき肉のボロネーゼ風パスタ
参考レシピ:cookpad.com
作ってみました!
2015年10月現在、クックパッドでのつくれぽが7000件を超えている大人気レシピ。
おいしさと手軽さは文句なしですが、ケチャップとウスターソースなので味はカフェ風というより喫茶店風です。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
でも、このパスタにピーマンを入れると見た目も喫茶店風になりそうなので、小道具で彩りを添えてみました。
完成写真のようにクロスやマグを使うのもいいですし、右のようにいっそ小道具を主役にしてみるのもひとつの手です。
料理を後ろに置いて撮影時にぼかすと、盛りつけの難も隠せますよ♪
アボカドのパスタ
参考レシピ:cookpad.com
作ってみました!
海苔をオシャレに飾るのは簡単なようで意外と難しいので、トッピングは粉チーズにしました。
牛乳とツナ缶のオイルで充分クリーミーになるので、マヨネーズは半量でもOKです。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
チーズの容器を置くのは悪くありませんが、容器のデザインによってはファミレスっぽくなるかもしれません。
このパスタはそのまま手を加えないのが無難のようです。
Instagram風のレトロな加工は試す価値ありですね。
カルボナーラ
カルボナーラはおいしいけど、自分で作るのは難しいもの…。
そこで、今回は市販のソースを利用してカルボナーラを作ってみました!
作ってみました!
カルボナーラソースは手間がかかるうえに難易度が高いので、市販のソースを使用するほうが楽ちんです。
彩りが良くなるようにベーコンとアスパラを追加しました。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
カルボナーラのようなクリーム系の場合、フェットチーネなどの平たいパスタのほうがよりカフェっぽく見えますね。
ポン酢で作る和風パスタ
一人暮らしをしていたときにヘビロテで作っていたお手軽パスタです。
冷めてもおいしいので、お弁当に持っていくのもおすすめです。
パスタ 100g、ほうれん草 1/3束、玉ねぎ 1/4個、ベーコン 15g、ポン酢 大さじ2~3、バター 5g、こしょう 少々
【作り方】
- ほうれん草、玉ねぎ、ベーコンを食べやすい大きさに切る。
- パスタを茹で、しっかり湯きりする。※最後の3分は玉ねぎも一緒に茹でる。
- フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、ベーコン、ほうれん草を炒める。
- パスタと玉ねぎを加えて混ぜる。
- バターとポン酢も加えて混ぜ、こしょうで味を調える。
【ポイント】
ほうれん草の代わりにキャベツを使ってもOKです。
その際は玉ねぎと同じタイミングで一緒に茹でてください。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
但し、ほうれん草の茎だらけだと残念な感じになるので、茎が見えすぎないように注意しましょう。
キャベツとアンチョビのペンネ
参考レシピ:www.pasta.or.jp
作ってみました!
キャベツとアンチョビの相性は抜群で、ワインのおつまみとしても優秀なパスタです。
100均のアンチョビ(やや味が弱いです)を使う場合は、分量の1.5~2倍くらい使うとおいしく作れます。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
また、右の写真ように平皿に盛ってみたところ、キャベツのせいか一気に焼きそば感が増してしまいました。
キャベツ入りのオイル系パスタは、ボウル型のお皿のほうが見栄えが良いようです。
※完成写真に使っているフォークは100均ではありませんが、どの家にもあるようなフォークです。
大葉と鮭のガーリックパスタ
我が家でよく作る、オイル系の和風パスタです。
バター醤油の風味は食べ飽きないし、食欲がないときでも食べやすいのがいいですね♪
パスタ 100g、大葉 5枚、焼き鮭 1~2切、にんにく 1片、オリーブオイル 大さじ1、バター 5g、醤油 小さじ1
【作り方】
- 鮭を焼き、骨と皮を取り除いてほぐしておく。
- パスタをややかために茹でる。
- フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを熱し、パスタを加えて軽く炒める。
- ほぐした鮭を加えて混ぜ、さらにバターと醤油も加えてまんべんなく混ぜる。
- 器に盛り、千切りにした大葉を乗せる。
【ポイント】
焼き鮭ではなく、鮭フレークを使うとさらに手軽です。
大葉を千切りにするときは茎を除き、5枚重ねて茎側からクルクルと巻いてから千切りにします。
大葉の表(きれいなほう)が外側になるように巻くと、ほぐしたときにきれいです。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
もしうっかり混ぜてしまった場合は、左の写真のように中心が高くなるように盛りましょう。
右のようにべたっと広げるよりはおいしそうに見えます。
スープパスタ
大葉と鮭に引き続き、我が家の定番パスタです。
一人暮らしをしていたときにもよく作りました。
とにかく簡単で、失敗なく作れる一品です。
パスタ 100g、ポタージュスープの素 1袋、たまねぎ 1/4個、ベーコン 15g、乾燥パセリ 少々
【作り方】
- パスタを茹で、しっかり湯きりする。※最後の3分は玉ねぎも一緒に茹でる。
- ベーコンを軽く炒める。
- 器に規定量のお湯でポタージュスープを溶かし、とろみが出るまで混ぜる。
- パスタ・玉ねぎ・ベーコンを盛りつけ、仕上げに乾燥パセリを振る。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
盛りつけのポイントとしては、スープとパスタを混ぜてから盛るのではなく、スープを入れてからパスタを盛りつけること。
パスタ全体をスープに浸すのではなく、中心を高くするのが重要です。
また、お皿の縁に飛んだパセリは取り除きましょう。
右はネジパスタで試した写真ですが、パスタの量が多すぎたのかインスタント麺っぽい印象になってしまいました。
ウニクリームパスタ
バターチキンが人気の無印良品ですが、実はパスタソースのコストパフォーマンスも良いです◎
こちらは生クリーム入りのソースですが、生クリームなしで2食入りのうにソースもあり、そちらもおいしいです。
作ってみました!
うにソースだけでは地味すぎるので、アボカドと卵黄を添えて粉チーズを振りかけてみました。
卵黄を混ぜると、味も2ランクくらいアップするので、生卵好きなら必須です!
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
また、卵黄を乗せる時は先に中央をへこませて乗せやすくしておくこと。
準備せずに乗せると円形が歪んでしまったり、中心からずり落ちてきてしまったりします。
冷凍トマトのカッペリーニ
参考レシピ:cookpad.com
やはりおしゃれパスタには冷製パスタは外せません!
こちらは夏場だけではなく、少し肌寒い季節に食べてもさっぱりとしておいしいです。
作ってみました!
イタリアンレストラン風に、極細のカッペリーニで作ってみました。
トマトはレンジで解凍する必要はなく、表面を水で洗うだけでも皮がむきやすくなりますし、凍ったままカットできます。
このパスタに関して言えば、バジルは食材として重要!
バジルの風味がないと、ものたりない味になります。
ちなみに、冷凍トマトの代わりによく冷やした白桃で作っても絶品です。
運よく白桃が手に入ったらぜひ試してくださいね。
盛りつけのワンポイント・アドバイス♪
トマトは混ぜてしまうのではなく、上にトッピングするほうがきれいです。
Let’s おうちカフェ♪
カフェ風パスタ10選、いかがでしたか?
写真をじっくり見ると気になる個所もありますが、SNSの投稿でチラッと目にするぶんにはおしゃれなはず!
「おしゃれだね!」と言ってもらえたら、「全部100均だよ~」と謙遜ぶって自慢しちゃいましょう♪
そして最後に、今回の完成写真に共通する盛りつけの秘密を公開します。
それは、「作ったパスタの7~8割しかお皿に盛っていない」ということ。
そうです、盛りすぎこそ、素人っぽい手作り感の大きな原因なのです!
カフェっぽい盛りつけで写真を撮りたいなら、大きなお皿を使うか、撮影用に控えめな量で盛るのが秘訣です。
これで準備万端ですね!今晩はどのパスタから作りますか?
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