
こんにちは。お酒も好きだけどおつまみはもっと好き!なERIKOです。
2013年にギャレット ポップコーン ショップスが日本に初上陸して以来、未だ衰えないポップコーンブーム。
ギャレット ポップコーン ショップスは2015年4月には私が住む名古屋に出店したのですが、5月の平日朝に前を通ったら「今ならたった40分待ちですよ!」と店員さんに声をかけられました(笑)
8月5日には大阪の心斎橋に新店がOPENし、未だにその人気は絶好調のようです。
元はと言えばポップコーンは素朴なおやつなのに、少し手を加えるだけで大行列のおいしさに変身するのだから驚きですよね。
そんなわけで、今回のテーマは「手作りポップコーン」!
まずは「おつまみ系」に絞って厳選した10レシピをご紹介します。
なぜ先に「お菓子系」ではなく「おつまみ系」なのか・・・?
それは単に私がお酒好きだからというのもあるのですが(笑)、お砂糖やチョコを溶かしたりするお菓子系より、ハーブやスパイスを使うおつまみ系のほうが作るのが簡単だからなんですね。
手作りポップコーンの入門編としては、おつまみ系のほうが適しているというワケです。
少ない材料と簡単な作業でアレンジできる楽しいレシピにしてありますので、乞うご期待♪
ポップコーン作りの準備
今回参考にさせていただいたのは上記にも記載してある、いかにも楽しそうなこちらの本です。
どれもおいしそうなのですが、入手困難なスパイスを使ってあるものが多いので(元はオーストラリアの本です)、以下のように、日本の一般家庭でも簡単に手に入る調味料で代用していきますね。
各種ハーブ類は主にクレイジーソルトで代用していきますが、チリパウダーはあったほうが幅が広がります。
チリパウダーは唐辛子にパプリカやクミンなどを混ぜた混合調味料なので、カレーの隠し味にも大活躍しますよ。
たまねぎスープの素は、オニオンパウダーやガーリックパウダーの代わりに使います。
なお、無塩バターを用意する必要はありません。
加える塩を控えめにして、きちんと味見すれば有塩バターで問題なしです。
プレーン味のポップコーン作りの基本
味付けの前に、基本となるプレーン味のポップコーンを用意する必要があります。
今回は主な作り方として4つ紹介しますね。
ちなみに、今回のレシピで使うポップコーンは以下のどの方法で作っていただいてもOKです!
1、豆を買って、鍋やフライパンで作る
フライパンに豆と少量のサラダ油を入れてなじませ、蓋をして炒る方法です。
所要時間は5分くらい。
豆を買うと袋に作り方が書いてありますが、わかりやすい動画も紹介しておきますね。
ただし、これはサラダ油が多すぎるので、ご自身で作る際は油の量を少な目にしてみてください。
2、豆を買って、電子レンジで作る
サラダ油を使わず、紙袋に入れて電子レンジで作る方法です。
手軽にポップコーンが作れるので、人気の手作り方法です。
ちなみに、レシピはこちら。
【材料】
ポップコーンの種 30~50g、塩 適量、耐熱皿 1枚
【作り方】
- 耐熱皿にポップコーンの種を入れる。
- ラップを4、5重ほどかけて、つまようじで何箇所か穴を開けておく。
- レンジに入れ、600Wで5分温める。はじけている途中なら30秒ほど延長する。
レシピ出典:cookpad.com
こちらも動画を紹介しておきますね。
3、市販の手作りキットを使って作る
1回分ずつ個包装になった手作り用キットを使う方法も手軽です。
取っ手が付いた使い捨てのアルミ鍋はおなじみですが、最近では電子レンジ用も販売されています。
ただし、塩味やバター味などすでに味が付いているものが多いので、味付け時には塩やバターを減らす必要があります。
4、市販の塩味を使って作る
作るのは面倒な場合は市販の塩味を使ってもOK。
キットと同じように、塩やバターの量は調整してくださいね。
温かいほうが調味料がなじみやすいので、600Wの電子レンジで10gあたり40秒ほど加熱するといいでしょう。
加熱しすぎると焦げて固くなってしまうので、温めすぎには注意してください。
おつまみポップコーンの作り方の基本(全レシピ共通)
おつまみポップコーンを美味しく作るには、今から伝授する3つのコツを守るだけでOK!
簡単に出来るものばかりなので、実際に作る時は実践してやってみてくださいね。
1、ラップで上手に溶かしバターを作る
大きめの耐熱容器にバターを入れて軽くラップをし、バター10gあたり、600Wの電子レンジで10~15秒加熱したら完成です。
固形が少し残っているからと言って再加熱すると、加熱しすぎてレンジ内で飛び散ってしまうことがあります。
あと少しだなという場合には、スプーン等で軽く混ぜて溶かしてください。
2、調味料は素手で混ぜると味がなじみやすい
溶かしバターは60度くらいですし、ポップコーンにかけると温度も下がるので液体を直接触らなければ火傷はしません。
3、「適量」とは、小さじ1/3ほど!
具体的に言うと、「小さじ1/3以下くらいの量から徐々に増やして味見してくださいねー!」という感じです。
ペッパーミルならガリガリガリッと3回分くらい。瓶入りのスパイスなら3振りくらいからスタートしてください。
「おつまみポップコーン」レシピ10選
では、いよいよ、おつまみポップコーンの作り方を紹介します!
ちなみに、レシピに記載してあるポップコーンの分量の30gは、容量にすると600ccくらい。
そこそこ満足できる食べ切りサイズと考えてくださいね。
ビール・ハイボール・赤ワイン・白ワインを並べて、相性をチェックしながら味見してみましたよ♪
1、バター&ソルト
【材料】
ポップコーン 30g、バター 30g、塩 適量、黒こしょう 適量
【作り方】
- ポップコーンに溶かしバターを混ぜる。
- 塩、黒こしょうを振りかけて混ぜる
できたて写真はこちら!
買ってきた塩味やバター味のポップコーンが、パサパサしていておいしくないときにも役立つレシピです。
食べ慣れた味ですが、できたてはやはり特別においしいですよ!
どのお酒でもまんべんなく相性は良好でした。
さすがにシンプルなバター味は万能ですね!
2、ハーブピザ
【材料】
ポップコーン 30g、バター 25g、ケチャップ 小さじ1/3、クレイジーソルト 小さじ1/2、粉チーズ 大さじ1
【作り方】
- 溶かしバターにケチャップを混ぜる。
- ポップコーンに(1)を混ぜる。
- クレイジーソルト、粉チーズを振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- たまねぎスープの素があれば、小さじ1/2くらい加えるとより美味しくなります。
- 粉チーズはお好みで増やしてもOKです。
できたて写真はこちら!
チーズ味のポップコーンに手を加えるのですから、おいしくないはずがありません。
家飲みのときに「おつまみに~」と出したら、感激されること間違いなし!
ピザと言えばやっぱりビール!
チーズ味なので赤ワインもよく合いますよ。
3、レモン&チリ
【材料】
ポップコーン 30g、バター 25g、レモン汁 小さじ2、チリパウダー 適量
【作り方】
- 溶かしバターにレモン汁とチリパウダーを混ぜる。
- ポップコーンに(1)を混ぜる。
【コツ・ポイント】
- お好みでレモンは多めでもOK。
- 本物のレモンを使う場合は、すりおろしたレモンの皮を小さじ1/2入れるとより本格的な味に!
できたて写真はこちら!
さっぱりとしたレモンのなかにチリパウダーのエスニックな風味がふんわりと香る、おしゃれな味です。
ビールやワイン(赤でも白でも)によく合いますよ。
ホームパーティなら、チリパウダーとバターだけを混ぜた状態でテーブルに運び、ゲストの前で本物のレモンをギュッと搾る、といった演出をするといいと女子力が高くていいですね~。
4、ソルト&ビネガー
【材料】
ポップコーン 30g、酢 大さじ1.5、塩 適量
【作り方】
- ポップコーンに酢を混ぜる。
- 全体に塩を振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- 酢がまんべんなくかかるよう、少し高めの位置から撒くようにかけてください。
できたて写真はこちら!
「お酢はいいかな・・・。」とスルーしようとしたあなた、ちょっと待ってください!
これ、予想外のおいしさです。
バター不要なのでローカロリーですし、普通の醸造酢で作れますので、まず作って食べてから判断しても遅くありません。
合わせるお酒も、ビール、ハイボール、ワイン、なんでもOKでした。
そう言えばイギリスのフィッシュ&チップスも、本場ではビネガーをかけて食べるのが定番ですよね。
5、わさび&バター
【材料】
ポップコーン 30g、溶かしバター 25g、わさび 大さじ1/3、塩 適量
【作り方】
- 溶かしバターにわさびを混ぜる。
- ポップコーンに(1)を混ぜる。
- 塩を振りかけて混ぜる
【コツ・ポイント】
- わさびはできるだけしっかり溶かし、ダマが残らないようにしてください。
できたて写真はこちら!
自力では思いつかない組み合わせですが、わさび&バターと聞けば試したくてうずうずしませんか?
わさび&バターは頭の中で想像して期待している、その激ウマな味そのものですよ!
レッツチャレンジ!
これにはビールと白ワインがよく合いました。
試していませんが、日本酒もイケそうな感じですね。
6、メキシカン
【材料】
ポップコーン 30g、溶かしバター 25g、クレイジーソルト 小さじ1、レモン汁 大さじ2、チリパウダー 適量
【作り方】
- 溶かしバターにクレイジーソルト、レモン汁、チリパウダーを混ぜる。
- ポップコーンに(1)を混ぜる。
【コツ・ポイント】
- レモンではなくライムを使うと、さらに本格的なメキシカン味になります。
できたて写真はこちら!
チリ&レモンと似ていますが、あちらはさっぱり、こちらは複雑なうま味で、どちらもそれぞれ良さがあります。
材料が全部そろっていなくても、極端な話、バターとクレイジーソルトだけでも充分おいしいと思います。
ハイボールのおつまみとしては、チリ&レモンよりこちらのほうが断然相性がいいような気がしました。
コロナやテカテなど、メキシコのビールにぜひ合わせてみたいところですね!
7、のり塩
【材料】
ポップコーン 30g、青のり 大さじ1、塩 適量
【作り方】
- ポップコーンに青のりと塩を振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- 追加で先に溶かしバターを10gほどポップコーンに絡めるのがおすすめ。
- 味にコクがプラスされるのと、青のりがポップコーンになじみやすくなります。
できたて写真はこちら!
ポテトチップスの「のり塩」が超定番なのですから、こちらももちろん安定のおいしさです。
バターを使わなくても作れるので、ビネガーと並んでダイエット中にもってこいのアレンジですね。
青のりではなく、韓国のりをちぎってまぶしてもおいしいです♪
ビールや赤ワインもいいですが、とにかくハイボールとの相性が抜群でした!
8、ブラッディ・マリー
【材料】
ポップコーン 30g、バター 15g、ケチャップ 小さじ1/3、ウスターソース 小さじ1/4、タバスコ 小さじ1/4、クレイジーソルト 適量、チリパウダー 適量、こしょう 適量
【作り方】
- 溶かしバターに、ケチャップ、ウスターソース、タバスコを混ぜる。
- ポップコーンに(1)を混ぜる。
- クレイジーソルト、チリパウダー、こしょうを振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- ウスターソースではなく普通のソースを使う場合は、1、2滴でOK。
- こしょうは白、黒、両方、どれでもOKです。
できたて写真はこちら!
ブラッディ・マリーはウォッカとトマトジュースで作るカクテルですが、ウスターソースとタバスコを入れる斬新なアレンジも定番です。
何個かに1個当たる、タバスコのビリッとした刺激がいいアクセントになっています。
余っているタバスコがあればぜひ!
ビールと赤ワインがよく合いましたが、本物のブラッディ・マリーを飲みながら…というのも良さそうですね。
9、カレー
【材料】
ポップコーン 30g、バター 20g、カレー粉 小さじ1/2、チリパウダー 適量、塩 適量
【作り方】
- ポップコーンに溶かしバターを混ぜる。
- カレー粉、チリパウダー、塩を振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- チリパウダーがなければ、カレー粉だけでもOKです。
- クミンなど、カレーに使うスパイスがあれば試してもいいですね。
できたて写真はこちら!
カレーのスパイスに加わり、チリパウダーの風味がピリっときいていて、まさに大人のおつまみ!
カレーの風味と赤ワインの相性がかなり良かったです。
もちろん、ビールやハイボールも悪くありません♪
10、オニオングラタンスープ
【材料】
ポップコーン 30g、バター 25g、玉ねぎスープの素 大さじ1/2、粉チーズ 大さじ1.5
【作り方】
- ポップコーンに溶かしバターを混ぜる。
- 玉ねぎスープの素、粉チーズを振りかけて混ぜる。
【コツ・ポイント】
- 玉ねぎスープの素は商品によって味が違うので、まずは半量くらいで味見して調整してください。
できたて写真はこちら!
レシピ本にガーリックパウダーやオニオンパウダーを使ったレシピがあってとてもおいしそうだったのですが、材料の入手が難しそうだったので断念…。
ということで、たまねぎスープの素で大幅にアレンジしてみたら、大成功でした!
他のスープの素でも試してみたくなりますね。
お酒は、ビールならこれが一番!というくらいよく合いましたよ。
まとめ
お酒が進みそうなおつまみポップコーン10選、いかがでしたか?
どれもとても簡単なのに、「絶対おいしいですよ~!」と自信を持ってオススメできるレシピばかりです。
試作しながら、「ポップコーンが自慢のビアパブでもやりたいなあ…」と夢見てしまったほどです(笑)
お気に入りが見つかったら、それをベースに手持ちの調味料でオリジナルのアレンジを試してみるのもいいですね。
粉チーズ、クレイジーソルト、たまねぎスープの素を加えるとよりおいしくなるレシピが多いと思いますよ。
お酒の飲みすぎには注意して、おうちでポップコーンパブ・ライフを楽しんでくださいね♪
※ちなみに、今回のレシピはこちらの文献を参考にしました。
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美エージェントのお勧め記事をお届けします。
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