
こんにちは、日々美容やメイクの研究に励んでいる、ライターの朝倉ミホです!
もし、顔のパーツに一つだけ手を加えて、印象をガラリと変えるとしたらあなたならどこを選びますか?
つけまつ毛やガッツリアイラインで目力をアップ?
それとも、いつもより濃い色のリップをつける?
どちらも華やかさや大人っぽさを演出するには効果的です。
でも、顔全体の印象を変えようと思うなら、何と言っても眉毛に手を加えることをお勧めします!
眉毛は
。つまり、眉毛の書き方一つでその人のイメージが決まってしまうと言われているのです。
それでは早速、効果的な眉毛の書き方やお手入れ法をご紹介していきますね!
眉毛は「顔の額縁」。眉毛次第で印象が大きく変わるんです!
ちょっと例えが悪いかもしれませんが・・・。
IQの高い犯罪者は、自分の見た目を変えるために整形よりもまず眉毛に手を加えると言われています。
それほど眉毛は顔全体の印象を左右し、時には本人とかけ離れたイメージを他人に与えてしまうことすらあるのです。
こんな話を聞いてしまうと、「自分の眉毛はどうなのかな…?」と急に不安になりませんか?
実はメイクの悩みで最も多いのが眉毛に関すること。
うまく描けない、バランスがとれない、手入れの仕方がわからない…などなど、「それそれ!」と共感してしまう人もいることでしょう。
まずは、眉毛の形がどんな印象に繋がるかチェックしてみましょう。
眉毛でこんなに印象が変わる!?
基本的な眉毛の形は鋭角型、アーチ型、ナチュラル(直線)型の3種類に大別されます。
それぞれの特徴を説明していきますね。
鋭角型
鋭角型は眉山を頂点として角度をつけ、眉尻を長めに描く形。
知性や意志の強さを感じさせ、クールな印象です。
アーチ型
アーチ型は自然な弧を描くような書き方。
眉山を強調しないので、鋭角型とは逆に柔らかく優しいイメージになります。
女性らしさをアピールしたい時にはこちらがお勧め。
ナチュラル型
アナチュラル型は直線型とも言われるように、眉毛に角度もアーチもつけない「一本眉毛」に近い形です。
流行のオルチャンメイクでもおなじみですね。
心優しい、おだやかな雰囲気になります。
また、最近ではメイクのセオリーに反して、眉頭より眉尻を下げて描く、「困り眉毛」が支持されるようになっています。
これは男性に「守ってもらいたい」という欲求の表れなのだとか。
プライベートでは可愛らしいのですが、仕事や就活といったオフィシャルな場では少々ふさわしくないかもしれませんね。
オンとオフで上手に使い分けて、「いろいろな顔の自分」を演出してみてはいかがでしょうか?
書き方・整え方を徹底解説!
眉毛の書き方がわからない、うまく描けないからとささっと適当に済ませて前髪で隠したり、眉毛は一切いじらないという人もいるでしょう。
もともと眉毛がしっかりあるならOKですが、それでもトリミングは習慣づけたいもの。
一方、眉毛が薄いと消極的で頼りない印象を与えたり、時には実年齢よりも老けて見えてしまうので、ぜひ描くようにしてください。
眉毛のお手入れ方法と揃えたいツールはこれ!
眉毛スタイリングの専門サロンもありますが、行くまでに眉毛はカットせずに伸ばしておかなければならない、定期的に通う必要があるといった制約を考えたら、自分でお手入れできるようにした方が何かと便利です。
ツールを揃えておけば、例えばサロンで整えてもらった眉毛の形を自分でキープすることも可能。
アイブロウブラシ・スクリューブラシ
ブラシとコームが一本にセットされているタイプが使いやすいでしょう。
ある程度ブラシにコシのあるものをお勧めします。
スクリューブラシは描いた眉毛をぼかしたり、付きすぎたマスカラのオフなど使い道はさまざま。
アイブロウペンシルのお尻についていることもありますよね。
眉毛バサミ
先端が細く反りかえっているのが特徴です。
しっかりかみ合わさるものがカットしやすいので、購入の際はできればチェックさせてもらうようにしてください。
ツイザー(毛抜き)・カミソリ・シェーバーなど
この部分がボサボサだとせっかく眉毛を整えても清潔感に欠けるので、ぜひ一緒にお手入れしましょう。
まぶたの皮膚は柔らかいので抜くのはちょっと痛いので、こまめに剃るだけでも充分です。
アイブロウペンシル・パウダー
慣れていない人はペンシルの方が断然扱いやすいです。
パウダーはより自然に仕上げたい時に使うとよいでしょう。
ペンシルの場合、芯の硬さや色選びも悩みどころ。
書きやすいのは芯の柔らかいものですが、いかにも「書きました」という眉毛になりやすいので注意が必要です。
ちなみに、色は髪の毛の色に合わせるのが基本。
ただし、髪色を明るくしている人は合わせすぎないようにしましょう。
アイブロウマスカラを愛用している人もいるかもしれませんが、眉毛の色が薄いと若いというより幼く見えたり、表情がわかりにくい印象を与えてしまうことがあるからです。
この他、眉毛バサミとコームが一体化して、片手でカットができるものや眉毛にあてがってなぞる眉毛用テンプレートなど便利グッズもいろいろ発売されています。
基本のお手入れ法をしっかり身につけたら活用してみてもよいですね。
実際にトライしてみよう!眉毛のカット&書き方
眉毛には黄金バランスというものがあることをご存知でしょうか?
- 眉頭は目頭のまっすぐ上
- 眉尻は小鼻と目尻を繋いだ延長線上
- 眉山は眉頭から全体の3分の2の位置、目尻(白目が終わっているところ)の真上が目安
- 眉山がいちばん高くなり、眉尻は眉頭よりも下がらない
- 眉頭が最も濃く、眉尻に行くに従って徐々に薄くなる
これらのポイントをしっかり守っているものが、一番綺麗な眉毛となります。
でも、これらは知識として理解するより、身につけるには実際にやってみるのが一番!
早速やり方を説明していきますね。
実践!眉毛のカットテクニック
では、実際に眉毛のカットの方法を順序立てて伝授しますね!
- 眉毛の毛流れをブラシで整えましょう。
- ブラシの軸などを当てて、黄金バランスに従って眉頭・眉山・眉尻の位置を決めていきます。お手入れのためなので、アイブロウペンシルで印をつけてしまって構いません。
- 眉山の位置が決まったら、眉頭からアウトラインを描いていきます。この時、自分の好みの形や太さになるようにするのがポイントです。
- 眉山まで描いたら、今度は眉尻に向かって書きましょう。眉毛自体の形が取れたら次はいよいよカットです。
- アイブロウブラシのコームを当てて、アウトラインからはみ出した分をカットします。まず下向きに行い、それから上向きにするとバランスよく整えることができます。
- それでも長さが気になる時は、コームを外して直接カット。地の眉毛がムラにならないように注意してくださいね。
- 最後にもう一度アイブロウブラシでとかし、眉毛の下やまぶたに生えている余分な毛も剃ったりカットします。
どうですか?
片方が終わった段階で、手をつけていないもう片方と比較してみてください。
すっきりと形が整って見えたら大成功です!
詳しいやり方は、こちらの動画を見てくださいね!
眉毛の書き方をマスターしよう!
眉毛の書き方は、基本に従ってアウトラインを取り、中を書き足していく方法が手早くできるのでお勧めです。
というのも、特に眉毛の下側のラインがきれいに描けていると、垢ぬけてメイク上手に見えるからです。
その際、最も気をつけたいのは「一度に描こうとしないこと」。
不自然なべったりした眉毛になってしまわないよう、一本ずつ描くつもりで丁寧にしましょう。
また、眉毛全体ではなく、足りない部分だけを描くのが自然に仕上げるコツです。
使用する鏡は顔全体が写る大きさのものがよいでしょう。
眉毛だけを見て描くと、濃くなりすぎたりアンバランスになりがち。
適度に距離を取って、全体のバランスを見るようにしてください!
眉毛の書き方の黄金バランスはコレだ!
この画像では、黄金バランスより少し外れた直線型に描かれていますが、基本を押さえれば目が離れている人は眉頭を目頭よりやや内側に描く、大人っぽく見せたければ眉尻を長めに、といった応用も可能なのです。
よく聞かれるのは左右で眉毛の形が違うという悩み。
これは書きやすい方、または自分の好みの形の方に合わせてもう片方を調節することで解決できます。
例えば太さが異なる場合、太い方に従って書き足すか、細い方がよければ太い方を剃るといった具合ですね。
自分の眉毛の形では好みのタイプにするのが難しい時も同様です。
ただし、メイクが落ちてしまうと少々困ったことになりますので、保護効果のあるアイブロウコートを上から重ねておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
急に眉毛が気になりだしたという人も、やり方がよくわからなかったという人も、「習うより慣れろ」で、まずはトライしてみましょう!
万一カットしすぎたり剃りすぎたりしても、充分カバーできますし、抜いてしまったのでなければ一週間ほどで伸びて目立たなくなってきます。
「ちょっとしたことだけど、自分の印象を大きく変える」眉毛のお手入れ、ぜひ身につけてくださいね!
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