
編集部です。
あなたは、鏡を見る度に、自分の鼻や頬の“毛穴が開いている”と感じたことはありませんか?
ふと鏡を覗き込むと、ポツポツと鼻の黒ずみが目立っていたり、毛穴が開いてクレーター状のようになっていたりするのが見えて、そのような光景からは思わず目を背けたくなってしまいますよね・・・。
そして、そんな開き切った毛穴を隠すために、ついついメイクでごまかしてしまいがちです・・・。
でも、メイクで毛穴をごまかしても、余計に毛穴が開いたり、毛穴が汚れて詰まってしまったりして危険なんです!
そこで今回は、開ききった毛穴を引き締め、今後も毛穴が開かなくするスキンケア方法を徹底ツイキュウ!
「毛穴が開ききってもうダメだ・・・。」と、諦めていたあなたでも大丈夫。
実は、洗顔などのスキンケアを改善し、日常生活を見直すだけで、開いた毛穴を引き締めることができるんですよ♪
その他にも、毛穴の開きの種類や原因、毛穴が開くNG行動に至るまで詳しく解説します。
というわけで、さっそく紹介していきますね♪
毛穴が開く4つの原因
まずは、毛穴が開く原因についてお話しします。
毛穴が開く原因は、以下の4つです。
1.皮脂が過剰に分泌されるため
皮脂が必要以上に分泌されると、毛穴が広がってしまいます。
本来、皮脂は皮膚を外部からの刺激を守るための“バリア”のような役割をしています。
ですが、ゴシゴシと強く洗顔をしたり、生活習慣が乱れて男性ホルモンが活発に分泌されたりすると、皮脂が必要以上に分泌されてしまいます。
毛穴に皮脂がたまって角栓になり、毛穴が広がってしまうんです。
2.毛穴が傷ついてしまい、その毛穴が広がってしまったため
毛穴が傷ついたことが原因でも、毛穴が開くことがあります。
これは例えば、女子なら誰もが一度はしたことがあるであろう「毛穴パック」や「角栓取り」のことです。
これらの道具は鼻の黒ずみや汚れをゴッソリと取る便利なアイテムですが、それと同時に周りの皮膚や毛穴を傷つけてしまうので注意が必要です。
3.加齢
年齢を重ねると、肌のハリがなくなるため、どうしても肌がたるんでしまいます。
すると、肌と同様に、毛穴もたるんでしまうんです。
毛穴がたるむと、その重みで毛穴が広がってしまうので、そのまま毛穴の開きにつながります。
4.ニキビ跡
間違った方法でニキビをつぶすと、ニキビ跡ができてしまいます。
ニキビ跡とは、ニキビができていた部分がクレーター状のように広がってしまう状態のことです。
ニキビ跡ができると、ニキビ跡の部分の毛穴も合わせてクレーター状のようになるため、毛穴が強制的に開ききってしまうんです。
このように、これらの4つの原因によって、毛穴が開いてしまうんです。
でも、毛穴が開く原因はこれだけではありません。
実は、私たちが日ごろから行っている行動の中にも、以下のようにたくさんのNG行動があるんです!
そのことについて、詳しくお話ししますね。
毛穴が開いてしまうNG行動
毛穴が開くNG行動は、以下の通りです。
洗顔のしすぎ
洗顔で過剰に皮脂を落としてしまうと「乾燥してるからどんどん皮脂を出さなきゃ!」と肌が勘違いして、よりお肌が脂っぽくなります。
熱いお湯で洗顔
というのも、お湯で洗顔をすると、水で洗顔した時よりも皮膚から水分や油脂を奪ってしまうからです。
なので、お湯で洗顔すると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなる、と考えるのは間違いです!
ピーリング洗顔、スクラブなどによる過剰な角質ケア
手触りが悪いから、と週に何度もピーリングやスクラブで肌をマッサージすると肌に必要以上にダメージを与えることになり、ターンオーバーの乱れにつながります。
厚塗りのメイク
ですが、毛穴をみっちりと塞ぐ化粧下地、カバー力高めのファンデーションで作ったこってりベースメイクは、毛穴に汚れをつめこんでいるようなものです。
その結果、毛穴に汚れや角栓が詰まりやすくなり、余計に毛穴が開いてしまうんです。
スキンケア不足
すると、肌が乾燥したり、皮脂が過剰に分泌されたりして、毛穴を開いてしまうことがあるんです。
化粧を落とさず寝る
「まあ、1回くらいなら…」と妥協して寝たら、後のまつりです!
メイクをした日はいくら眠くても、きちんとメイクを落として、毛穴をキレイにしてから寝るようにしましょう。
毛穴パック
でも、強力な粘着力で角栓を無理やりはがすと、肌へのダメージは想像以上に大きいんです!
できれば毛穴パックに頼らず、毛穴開きを解消しましょう。
洗浄力の強いクレンジング
特に、「こすらずに落とせる」「少量で落ちる」という、普通のクレンジングよりも強力なクレンジングを使っていると危険です。
というのも、クレンジングに含まれる界面活性剤は、しっかりと汚れを落とすには必要な成分ですが、強すぎると皮脂膜や角質層などの肌バリアを壊してしまうことがあるからなんです。
なので、クレンジングは界面活性剤成分の少ない、刺激が弱いものを選びましょう。
毛穴の押し出し
毛穴から角栓を押しだす行為は、毛穴パック同様に肌へのダメージとなり、毛穴が開きっぱなしになる可能性もあります。
以上のように、私たちの生活の中には、たくさんのNG行動があったんです・・・!
もし、これらのNG行動をやっているという人は、今日限りでスッパリとやめましょう。
こうした行動をやめることから、毛穴開き改善への道はスタートしますよ。
毛穴の開きには3つのタイプがある
一口に「毛穴の開き」と言っても、実は、3つのタイプに分けることができるんです。
そのタイプによっては対処法もそれぞれ違ってくるので、まずは自分の毛穴の開きがどのタイプに当てはまるのか確認しておきましょう!
1.詰まり毛穴タイプ
「詰まり毛穴」とはその名の通り、角栓が毛穴に詰まり、毛穴が開いている状態のこと。
角栓は皮脂と古くなった角質が合わさったものですが、毛穴を細菌から守る役割もあるので、肌には必要な存在です。
でも問題は、毛穴を塞ぐほど大きくなり、角栓詰まりを起こしてしまう、というもの。
角栓詰まりはよくいわれる「いちご鼻」といった、毛穴の黒ずみとなってしまいます。
普通は正しいスキンケアや正常な「ターンオーバー」(※肌が新しく生まれ変わる自然なサイクル)でキレイになります。
しかし、角栓詰まりが起こってしまうと、角栓が肌にとどまり、毛穴を詰まらせてしまうため、毛穴を押し広げてしまうのです。
特に、詰まり毛穴は皮脂分泌が多くなる10代から悩み始める人が多く、メイクなど油性化粧品を多く使い始める20代もこの詰まり毛穴が悩みの種に…。
脂っこいものや甘いものばかりを食べていて食生活に偏りがあると、過剰に皮脂が分泌され、それがいらない角栓・毛穴の黒ずみを生み出すことがあるんですね。
2.たるみ毛穴タイプ
「たるみ毛穴」とは、毛穴が涙のように楕円形に広がって見える状態のこと。
たるみ毛穴は、主に加齢によりコラーゲンが減少し、肌のハリがなくなることで毛穴周りの肌がたるんでしまうことで起こります。
特に、皮脂の分泌量が減る30代半ばごろからたるみ毛穴に悩む人が多いので、30代半ばになったらスキンケアを見直し、毛穴がたるまないように気をつけましょう。
3.帯状毛穴タイプ
「帯状毛穴」とは、たるみ毛穴が進行し、複数の開いた毛穴がつながってシワのように見える状態のこと。
加齢によってどうしても毛穴もたるんでしまいますが、更年期に入って皮脂の分泌量が急激に減少する50代から、さらにたるみが悪化してしまう人が多いんです。
そのため、元々「たるみ毛穴」だった人は、加齢によって帯状毛穴になってしまうことがあるので注意が必要です。
毛穴タイプ別対策はコレ!
ここまで、毛穴のタイプを紹介しました。
あなたは、どの毛穴タイプでしたか?
では、自分の毛穴タイプが分かったところで、次はその毛穴タイプ別の対策について、順番に説明していきますね。
「詰まり毛穴タイプ」はピーリングがオススメ!
詰まり毛穴を解消するには、ピーリングがオススメです!
ピーリングとは、酸などの薬品やスクラブを用いて、肌表面の角質を取り、肌のターンオーバーを促してくれるスキンケアのことです。
毛穴に詰まった角栓や汚れはゴシゴシこすってもなかなか取れませんし、皮膚を傷めてしまいますが、ピーリングを使えば最小限の刺激で毛穴の詰まりを解消することができます。
ただし、先ほどNG行動のところで「過剰なピーリングはNG!」とお話ししたように、ピーリングを過剰にしすぎると肌に大きなダメージを与えてしまいます。
でも、週1回程度ピーリングを行い、その後、保湿や日焼け止めなどのスキンケアをきちんとすれば全く問題ありません。
なので、詰まり毛穴で悩んでいる場合は、まずピーリングを試してみましょう。
ピーリングの詳しいやり方については、下記の記事を参考にしてくださいね。
【鼻の黒ずみ対策】頑固な鼻の黒ずみにはピーリングor酵素洗顔が効果的!
「たるみ毛穴タイプ」や「帯状毛穴タイプ」は表情筋マッサージがオススメ!
たるみ毛穴や帯状毛穴など、毛穴がたるんでいるタイプの人は、表情筋マッサージがオススメです!
なぜなら、たるみは、顔にある「表情筋」という筋肉を鍛えることで引き締めることができるからです。
顔の表情を作る表情筋は実は数十種類もありますが、実は、普段はそのうちの約2割ほどしか使っていません。
なので、自分から意識して表情筋を動かしていないと、使われない筋肉はどんどん弱り、たるんでしまいます。
表情筋を鍛えることは、顔の皮膚を引き上げ、たるみを改善する効果があるんです。
なので、毛穴のたるみに悩んでいる人は、上記の表情筋マッサージの動画を見て、日ごろから表情筋マッサージを取り入れていってくださいね。
2分程度の簡単ストレッチなので、すきま時間にやってみましょう。
毛穴の開きはこれで改善&予防!全毛穴タイプに効果的なスキンケア方法まとめ
毛穴タイプ別の対策と合わせて、今後毛穴を開かないようにするために、予防することが大切です。
そこで今回は、“毛穴を引き締める「洗顔」”と、“たっぷりと保湿できるスキンケア”を伝授します!
ぜひ参考にしてくださいね。
毛穴を引き締める「洗顔」のやり方
まずは、毛穴を引き締める洗顔のやり方について説明しますね。
① ヘアバンドやヘアゴムで髪をまとめ、洗顔料をホイップクリームのようなきめ細かいもこもこ状態になるまで泡立てる。
② あご先からスタートし、口周りを外側から内側にむかって小さなハートを描くように泡をすべらせる。
③ また、あご先に戻り、今度は小鼻が終点になるように外側から内側に向かって、中くらいのハートを描くように泡をすべらせる。
④ 最後はおでこが終点になるように外側から内側に向かって、大きなハートを描くように泡をすべらせる。
⑤ ぬるま湯で泡をしっかり洗い流し、最後に冷水で肌を引き締める。
この洗顔法は、ハートの形がリンパ腺にそっているため、自然と血行が良くなります。
いらないものがスムーズに排出され、皮膚の再生をサポートするのでハート洗顔は、美肌にオススメの洗顔法です。
ただし、一つ注意してほしい点は、洗顔はすべて「ぬるま湯」で行うということです。
熱いお湯での洗顔はひどい乾燥を招き、毛穴をひろげてしまうこともあります。
なので、「ちょっとぬるいかな」と思うくらいの32℃を目安に、洗顔をしてみてくださいね。
これで保湿はバッチリ!正しい「スキンケア」のやり方
続いては、正しいスキンケアのやり方をお教えします。
スキンケアのやり方は、以下の通りです。
- 10円玉ほどの化粧水を手に取り、両手になじませる。
- そのまま両手で顔を包み込むようになじませる。(手でペチペチと叩かない)
- 乾燥している部分は、再度1〜2を繰り返す。
- 10円玉ほどの乳液を手に取り、両手になじませる。
- こちらも両手で顔を包み込みようになじませる。
ちなみに、スキンケアはコットンでも手でパッティングをしても、どちらでも問題ありません。
自分に合っている方法を試してくださいね。
まとめ
毛穴の開きの原因や対策法について詳しくお話ししましたが、いかがでしたか?
開ききった毛穴を引き締めるには生活を見直し、スキンケアをしっかりおこなう必要があります。
当たり前のようですが、夜更かしなどの生活習慣の乱れや、甘いものや油っぽいものの食べ過ぎ、厚塗りメイクなどは全て毛穴に悪い行動です。
なので、それらの悪い行動をやめて、正しいスキンケア方法で毛穴の開きを改善していきましょう♪
毛穴の開きという肌トラブルを改善できれば、きっと体の内側からキレイになれるはず。
毛穴の開きを解消して、誰に接近されても動じない自分になりましょうね!
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