
乾燥肌が長年の悩みのライター、ランです。
私のように乾燥肌の方にとっては、夏も冬もエアコンの影響や敏感肌の増加により、年中乾燥肌に悩むことも多いですよね。
そんな乾燥肌で一番厄介なのが、どうしても目立ってしまう”顔の乾燥”。
顔が乾燥してしまうと、ベースメイクも上手くできていないし、ファンデーションも乗らない・・・。
肌がムラだらけでは、せっかくのアイメイクやチークも台無しになってしまいますよね。
その上、メイクによる刺激によっては、乾燥肌が余計にひどくなる場合もあるんです。
そこで今回は、乾燥したお肌にも優しく、カバーもしっかりできるファンデーションの選び方と、それを使った乾燥肌向けのベースメイク方法をご紹介!
自分にしっくりくるファンデーションを見つけられていない人や、正しい乾燥肌向けのベースメイク方法を知らない人は必見です!
早速チェックしてみましょう。
間違ったベースメイクや乾燥対策はこれだ!
まずは正しい知識を知る前に、世の中にはびこる間違った認識をご紹介しましょう。
自分が間違っていないか、要チェックですよ!
リキッドタイプのファンデーションで肌が潤う錯覚
リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、液状なので肌が潤うような気がするのは間違いです。
ファンデーションはもともと粉状ですから、それを水に溶かすのに界面活性剤を使用します。
食器用洗剤が溶け込んだ泡だった水を手に付けても潤いませんよね?
リキッドファンデーションの水分が肌に浸透することはないので、肌の保湿にはなりません。
メイク前に保湿ケアを怠ると、乾燥を助長するから注意!
お化粧前だからといって、美容液などの保湿ケアを省くのは間違いです。
化粧水は保湿ケアはできません。
一時的に水分を補給することはできますが、それが肌に定着することはありません。
メイク前でもきちんと美容液まで塗り、定着した後でメイクをするのが、乾燥した肌への正しいメイク方法です!
化粧水をスプレーする保湿ケアは乾燥に効果なし
化粧水をスプレーする日中の保湿ケアは乾燥対策としては意味がありません。
むしろ乾燥を助長する恐れがあります。
日中乾燥した時に、化粧水を肌にスプレーすると、一時的に肌は潤いますが、その水分が蒸発する時に肌の水分まで奪ってしまいます。
化粧水ではなく、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含んだ美容液で日中の乾燥ケアをするのが正しい方法です。
ピーリングは肌がつっぱるから冬はしない、は間違い×
ピーリングは肌がつっぱるから冬はしない、というのも間違っています。
ピーリングは肌の角質ケアです。
ターンオーバーを促し、肌内部のセラミドを増やす効果もあります。
冬の肌の乾燥時に、乾燥対策として定期的にピーリングをすると、乾燥肌対策になるので実は効果的なのです!
ただし、頻度は守り、肌の状態が比較的良い時に行うようにしましょうね。
乾燥肌向けファンデーションはコレだ!注目ポイント解説
乾燥肌の人向けのファンデーション選びでは、乾燥肌に対する正しい知識が必要です。
ファンデーションのパッケージを見ただけで、売り文句に惹かれて買っていると、結局は後悔することにも。
正しいファンデーション選びの知識を身に着けて、自分の肌に合うものを見つけましょう。
ファンデーションの種類はこんなにたくさんある!
ファンデーションの種類には大きく分けて7種類あります。
- 固形の「パウダーファンデーション」。
- 液体上の「リキッドファンデーション」。
- リキッドよりもカバー力が強い液体状の「クリームファンデーション」。
- コンパクトに入った液体状の「エマルジョンファンデーション」。
- スポンジを乾燥状態でも水で濡らしても使用できる「2wayファンデーション」。
- パウダーと同じようにコンパクトに入ったものもある「ミネラルファンデーション」。
- スキンケアとベースメイクが1本になった「BBクリーム」。
この種類ごとに大まかな特徴があるので、まずは種類を一通り知っておきましょう。
乾燥肌には「リキッドファンデ」or「クリームファンデ」という常識は大間違い!
一般的には乾燥肌には「リキッドファンデ」または「クリームファンデ」という思い込みがありますが、実はこれは場合によっては大きな間違いです。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは、粉を液体に分散させるために、界面活性剤を使用している上、水分を含むので防腐剤が含まれます。
これらは肌に強い刺激を与えるので、乾燥肌を助長してしまう可能性が高いのです。
肌が乾燥しているから水分を含んだリキッドやクリームファンデにするのではなく、ファンデを塗りこむ前の段階で、しっかり肌に保湿ケアをしておくことが重要なのです。
乾燥肌には「パウダーファンデ」のほうが安心!
乾燥肌には、添加物の面で安心な「パウダーファンデ」がオススメです。
パウダータイプのファンデーションは見た目が乾燥しているので、のびが良くないとか、乾燥によくないと思われがちです。
しかし、パウダータイプのファンデーションでも、ベースでしっかりセラミドなどの保湿成分で保湿ケアをしておけば、問題はありません。
むしろ、肌に保湿成分がなじんだ後の水分の増えた肌では、パウダーファンデーションが定着しやすく使い安いはずなのです。
パウダーファンデーションは添加物が他の種類のものと比べ少ないので、乾燥肌でデリケートな肌質になっていても、比較的安心して使用でるのもポイントです。
自分に合う乾燥肌向けファンデーションを選ぶための注目ポイント
自分に合った乾燥肌向けのファンデーションを選ぶための注目ポイントをご紹介しましょう。
同じ乾燥肌といっても、個人個人で乾燥の程度に差もありますし、肌の状態に差があります。
その上、ファンデーションを塗った後の仕上がりの好みも人それぞれですよね。
そこで、乾燥肌の自分に合ったものを探すためのファンデーション選びのポイントを解説しましょう。
ポイント1:テクスチャー
まずはテクスチャーに注目しましょう。
テクスチャーとは、肌の仕上がりの雰囲気を指します。
しっかり目にカバーできるものは、テクスチャーが重いものですが、塗り具合によっては圧化粧に見られます。
一方、テクスチャーの軽いものでは塗りやすいのですが、カバー力は劣ります。
商品によってテクスチャーは違うので、自分の肌にちょうどいいものを選ぶのが大事です。
その為にもファンデーションのテスターがあるので、店頭などで試してみる時の参考にしましょう。
乾燥肌の場合は特にテクスチャーがどうでなければならないというような縛りはありません。
ポイント2:水性or油性
ファンデーションにも油性と水性があり、水性は水で落ちやすく、油性は水で落ちにくい性質があります。
さらに、一般的に油性と水性では油性のほうが保水能力が高いです。
乾燥肌の人は、肌の水分を保水する為にも、油性ファンデーションを選びましょう。
ポイント3:保湿成分が含まれるか
さらに、乾燥肌の人はファンデーションに保湿効果のある成分が含まれるかにも注目しましょう。
例えばヒアルロン酸やセラミドなのですね。
ただし、ファンデーションは肌から最も遠いところに付着しています。
その前に、化粧水を塗り、美容液を塗り、ベースを塗った後でファンデーションを塗りますよね。
ですから、この4工程の中では、比較的保湿に固執する必要はありません。
もし、化粧水や美容液などにしっかりと保湿成分が入ったものを使用していれば、ファンデーションでは保湿成分を含有していなくても問題はありません!
ポイント4:界面活性剤などの添加物がどれだけ含まれるか
ファンデーションには、思ったよりもたくさんの添加物や界面活性剤などが含まれていることが多いです。
特に、粉上のものを無理やり液状にするなどの際には、界面活性剤などを使用しなければなりません。
数あるファンデーションの中でも、パウダーファンデーションが比較的添加物が少なめで、界面活性剤や防腐剤などの含有がないことも多いです。
肌がデリケートな乾燥肌の人は、肌への刺激の少ないパウダーファンデーションを選びましょう。
お勧めのファンデーションはコレだ!
皮膚科採用のミネラルファンデーション(エトヴォス)
ミネラルファンデで「肌をいたわりながらも美肌メイク」が出来るのが特徴♪
神戸の美容皮膚科にて治療の後でも安心して使えるファンデーションとして採用されており、つけたまま眠れるほど肌にやさしい商品と言われています。
1,800円のお試しセットが内容充実でお勧めですね!
(ファンデ+乾燥肌用の下地+高級ブラシ)
シルクパウダーミネラルファンデーション(ヴァントルテ)
@cosmeのファンデーション部門で1位に輝いたヴァントルテのパウダーファンデ。
保湿力が高くキメの細かい肌へ導くシルクを贅沢に配合。
特に乾燥肌で敏感肌!という方にはお勧めですね!
まずは、たっぷり2ヵ月使えるデビューセットで試してみましょう♪
リッチモイスト プレストファンデーション(オンリーミネラル)
@cosmeのファンデーション部門で3位に輝いたオンリーミネラルが手がける高保湿パウダーファンデーション。
つけたまま眠れるほど、肌にやさしいのに、天然由来の高保湿成分でしっとりなめらか。
さらにSPF50+・PA++++だから日焼け対策も◎ 1年中UVカット。
洗顔後にセラミドやヒアルロン酸などの保水成分をしっかり肌になじませ、その後使用すると、さらにより高い保湿効果を得られるでしょう。
乾燥肌を改善しながらベースメイクもできる必殺ステップ!
それでは、乾燥肌を改善しつつ、ベースメイクもできる必殺ステップをご紹介しましょう♪
メイクをすると乾燥肌が悪化するような人は、間違ったベースメイクをしてしまっている可能性があります。
次に挙げる必殺ステップをして、メイクをしていても肌を労わる保湿ケアをし、乾燥肌改善に努めましょう。
ステップ1:朝も夜と同じように「洗顔」する!
乾燥肌の人はまず、朝も夜と同じようにしっかり洗顔しましょう。
よく、朝は皮脂を洗い流さない為に、ぬるま湯で洗うだけという人がいますが、これは間違いです。
洗顔をすればぬるま湯でも石鹸を使用しても皮脂は落ちます。
その上、ぬるま湯洗顔だけだと、肌に老廃物やごみが付いたままになってしまい、余計に肌に悪い場合も。
朝も夜と同じく石鹸でしっかり洗顔し、汚れと余分な皮脂を洗い流しましょう。
ステップ2:保湿成分の入った美容液をたっぷり塗り10分置いて下地にする
次に、朝でも多めに保湿成分が入った美容液でたっぷり保湿ケアをし、それをメイクの下地にしましょう。
朝は夜ほど美容液を塗らない人も多いですよね。
でも、外出先は冷房や暖房などで乾燥がちで、日中でも昼頃には肌が乾燥しきってしまうことも。
朝も化粧水を塗ったら、保湿成分たっぷりの美容液を塗り、それが肌に馴染むまで10分ほど待てば、程よく水分が肌に残り、メイクの下地になります。
ステップ3:パウダーファンデーションをたたきこむように塗る
肌に美容液が馴染んだら、パウダーファンデーションをたたきこむように塗りましょう。
たたきこむと言っても、肌に乱暴に塗るというわけではありません。
パフを優しく肌に置くような感じでファンデーションを塗りこむと、厚塗りにならず程よくファンデーションが肌に乗ります。
≪部分ケア≫
唇など乾燥が気になる部分にはワセリン+ハチミツの保湿剤を塗っておくとOK◎
プラスαで、唇などの乾燥が気になる部分には、ワセリンとハチミツを塗りパックするといいでしょう。
唇は皮脂分泌ができない肌ですから、皮脂による保湿が難しい肌で乾燥しがちです。
荒れていて肌が剥けている場合ははがさないようにし、ワセリンやハチミツでパックして自然にはがれるのを待ちましょう。
メイク後:小型瓶に保湿美容液を持ち歩き、化粧直しのベースは美容液で行う
ステップ4までの方法でしっかりベースメイクをした後、ファンデーションを塗りこんでおけば、基本的には半日程度は保湿状態が保たれるはずです。
しかし、オフィスや学校などの環境によっては、冷房や暖房で乾燥状態に早く戻ってしまうこともありますね。
そのような場合は、化粧水ではなく保湿成分が入った美容液を小型瓶に入れて持ち歩き、保湿ケアを追加しましょう。
化粧水だと、化粧水が蒸発する時に肌の水分を持っていくのでよけい肌が乾燥します。
小型瓶にセラミドやヒアルロン酸などの入った美容液を入れておき、日中乾いたら、手のひらに美容液を広げ、乾いた部分に置くように塗れば、メイクもよれず、追加の保湿ケアができます。
まとめ
ベースメイクの方法や、乾燥肌用のファンデーションの正しい選び方で、自分が認識していた知識とは違ったこともあったのではないでしょうか。
間違った方法をずっと続けることが、実は乾燥肌の原因だったというケースもあります。
これからは、今回ご紹介させていただいたように、正しいステップで乾燥肌用ベースメイクを施し、正しい知識でファンデーション選びをしてください!
乾燥肌の改善や乾燥肌を予防する為、その他自分に合ったファンデーションが見つかっていない方も、ぜひ参考にしてくださいね♪
ちなみに今回参考にした本はこちらです。
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