肝斑アイキャッチ

これって肝斑?シミ治療が効かない肝斑の見分け方と消し方を徹底解説

808 View

39Share

  • 31
  • Pocket
ERIKO

こんにちは。目下、目じりのシミ消しに取り組んでいるERIKOです。

30代半ばごろから、若いころのような肌のハリやツヤが失われてきますよね。

しかも鏡を見ると、どうも影ではなさそうな広範囲のシミやくすみが顔にできている…

これってもしかして、あの肝斑?!

30~40代の女性なら、藤原美智子さんの顔とともにその単語が浮かぶのではないでしょうか。

でも、本物の肝斑を見たことがある人はほとんどいないので、確信が持てませんよね。

そこで今回は、肝斑の見分け方と治療法について徹底ツイキュウ。

肝斑は普通のシミ治療では効果が出ないので、まずは正しい判別が重要。

そして肝斑なら肝斑治療、肝斑でなければ別の治療法が選択肢になります。

とにかく気になる顔のシミ、きちんと消して明るい肌を取り戻しましょう!

肝斑とは?特徴は?

肝斑とは、主に頬骨に沿った場所に左右対称に表れる輪郭のはっきりしない薄茶色のシミのこと。

好発年齢や形などに、いくつかのはっきりとした特徴があります。

写真で見る!「これが肝斑」

写真で見る!これが肝斑

肝斑については、多くの女性が「30代以降に現れる左右対称のシミ」という基礎知識を持っていることでしょう。

その一方、実際に肝斑を見たことがある人はごくわずかかもしれません。

最も代表的な肝斑は、ずばり上記の写真のようなシミです。

目の周りを除き、頬骨に沿ってはっきりと濃いシミが表れていますね。

シミとの違いや見分け方。肝斑かどうかを見分けるポイント

「もしかして、これがあの肝斑!?」と気になるときは、まずは以下のポイントで判断してみてください。

好発年齢は、30~40代

肝斑ができやすいのは主に30代から40代の女性で、閉経後は徐々に薄くなることが多いようです。

肝斑ができやすいのは、頬骨に沿った場所や目じりの下

肝斑ができやすいのは、頬骨に沿った部分や目じりの下あたりです。

まれに額や口の周り(鼻の下)にできることもありますが、目の周りにはできないことも大きな特徴です。

左右対称で不定形な形の淡茶色のシミ

肝斑の大きな特徴が、左右対称であること。

色は薄茶色で、境界ははっきりしていますが、もやっとした不定形です。

代表的なのは、下記のような形状です。

両頬に広がる蝶々のようなシミ

両頬に広がる蝶々のようなシミ

目元に筆で欠いたようなシミ

目元に筆で欠いたようなシミ

目じりに小さく広がるシミ

目じりに小さく広がるシミ

【参考】老人性色素斑との違い、見分け方

老人性色素斑との違い、見分け方

老人性色素斑とは、紫外線などが原因でできるいわゆる「普通のシミ」のこと。

こちらは左右対称ではないので、肝斑との見分け方はごく簡単です。

【参考】ADMとの違い、見分け方

ADMとの違い、見分け方

ADMとは、後天性真皮メラノサイトーシス、両側性遅発性太田母斑様色素斑(りょうそくせいちはつせいおおたぼはんようしきそはん)とも呼ばれる、シミ状のアザです。

左右対称に頬にできることが多いのですが、ADMは少し青ずんだ色で好発年齢は10代後半~30代と肝斑より少し若いのが特徴。

素人では肝斑と間違えることもあるので、どちらかわからない場合は美容クリニックや皮膚科で診断してもらいましょう。

季節や体調によって濃さが変わることがある

老人性色素斑(いわゆるシミ)でもケアによって色が薄くなったり、放置によって徐々に濃くなることはあります。

しかし、季節や生理周期によって濃さが変わっているという実感があるなら、肝斑である可能性が高いと言えます。

妊娠やピルの服用とも関連あり

肝斑は女性ホルモンと深く関係しているので、妊娠やピルの服用を契機に肝斑ができることがあります。

【参考】 これも肝斑?気になるQ&A

「だいたい当てはまるけど、でも違うところもある…」と、判断に悩む方も少なくないかもしれません。

下記のような例外もまれにあるので、迷ったときは美容クリニックや皮膚科でで診断を仰いでください。

まだ20代だけど、肝斑ができることはある?
詳細は後述しますが、肝斑には女性ホルモンや摩擦が関係しています。

主に30代以降とは言え、条件が揃えば20代から肝斑ができる場合もあります。

妊娠経験もピルの服用歴もないけど、肝斑ができることはある?
ホルモンバランスはストレスや生活習慣でも乱れるので、妊娠経験やピル服用歴がなくても肝斑ができることはあります。

肝斑の原因は、主に女性ホルモン

肝斑の原因は、主に女性ホルモン

肝斑の根本原因はまだはっきりとわかっていないのですが、女性ホルモンや肌への摩擦との関連が指摘されています。

肝斑は、女性ホルモンと深く関係している

肝斑の悪化要因としてまず挙げられるのが、女性ホルモン。

妊娠やピルの服用がきっかけで肝斑になる人が多いのも、そのためだと推定されています。

ホルモンバランスに大きな影響を与えるストレスも、肝斑が悪化する要因となります。

摩擦も肝斑の悪化要因のひとつ

メイクや洗顔、フェイシャルマッサージなどによる肌への摩擦も、肝斑との関係が指摘されています。

一部の医師の間では、「肝斑という特別なシミはなく、実は過剰な摩擦による炎症後色素沈着(摩擦や傷の部分に色素が沈着して跡が残ること)である」という意見もあるほど。

それが事実かどうかは定かではありませんが、いずれにしても肝斑状のシミと摩擦にはそれくらい深い関係があるということです。

肝斑と肝臓の関係は?

肝斑という漢字から連想して、肝斑と肝臓が関係しているのではないかと思うかもしれません。

しかし、肝臓の形に似ているから肝斑という名前が付いたという説が有力。

肝機能の悪化はホルモンバランスの乱れにつながるので無関係だとは言えませんが、直接的な原因ではありません。

肝斑の治療について

肝斑の概要がわかったあとは、「で、結局どうやって消すの!?」ということになりますね。

ここでは、肝斑の具体的な治療法について解説します。

そもそも肝斑って消えるの?消す方法って本当にあるの?

治療にあたって、まず気になるのが「そもそも消えるのか」ということですよね。

先述したように、肝斑については根本原因は解明されておらず、わかっているのは悪化要因と対症療法としての治療です。

そのためいったんできてしまうと完治は難しいのですが、高血圧などの生活習慣病と同様、適切な治療や日々の生活習慣でコントロールしていくことは充分可能です。

例えば市販薬の「トランシーノⅡ」は、8週間の服用で85.2%の人に改善があったと公表されています(「著名な改善」は40%)。

病院での治療についての臨床データは一般公開されていませんが、市販薬と同等以上の効果があると推測することができそうです。

つまり、肝斑の完治は難しいものの、ほぼ確実に薄くすることができます。

肝斑の治療はどこで受けられるの? どんな方法があるの?

病院で肝斑の治療を受ける場合、美容クリニック(美容皮膚科)か皮膚科に行くことになります。

「〇〇美容外科」という名前のクリニックにも美容皮膚科はありますよ。

また、一般の皮膚科でも塗り薬や飲み薬を処方してくれることがあるので、「美容クリニックが遠い」「なんとなく美容クリニックはハードルが高い」という方は、近隣の皮膚科で相談してみるのもいいでしょう。

受診すると診察料がかかってしまうので、まずは電話で肝斑治療の薬を処方してくれるかどうか確認してみてください。

方法は下記の3種類がメインになります。

最初から複数の治療法を併用する場合もあれば、まず飲み薬、効果がなければ飲み薬+塗り薬、最後に飲み薬+塗り薬+レーザートーニング・・・と徐々に増やしていく場合もあります。

【治療方法 その1】 飲み薬

飲み薬

肝斑に効果のあるトランサミン(トラネキサム酸)を服用する方法です。

トランサミンはもともとは抗炎症・抗アレルギー薬、止血薬ですが、1979年に肝斑への効果が報告され、以降は肝斑治療薬としても使われるようになりました。

具体的な治療法や効果は?

具体的な治療法や効果は?

女性ホルモンの影響や摩擦によって肌細胞(ケラチノサイト)が刺激を受けると、プラスミンというメラノサイト活性化因子(情報伝達物質)がメラノサイトに影響を与え、メラノサイトがメラニンを作り出してシミができます。

トラネキサム酸には、メラノサイトの活性化につながるプラスミンの働きを阻害する作用があるので、メラニンの生成を前段階で予防できるのです。

病院でのシミ治療(老人性色素班や肝斑の)の、第一の選択肢がトランサミン(トラネキサム酸)の服用。

朝晩2回、まずは2ヶ月間服用します。

医師が処方する場合のトラネキサム酸の最大摂取量は2,000㎎ですが、1,500㎎/1日としている病院が多いようです。

メラノサイト内でメラニン色素の生成を抑えるL-システイン、美白効果のあるビタミンC(アスコルビン酸)、抗酸化作用で活性酸素を除去するビタミンEも一緒に処方されるのが一般的で、こちらは市販の美白サプリにも含まれる成分で、トラネキサム酸と比べると補助的な役割です。

処方される薬は、L-システインはハイチオール、ビタミンC(アスコルビン酸)はシナール、ビタミンEはベクタン錠やトコフェロールニコチン酸エステルなどが多いです。

副作用や注意点は?
副作用の少ない薬ですが、下記に該当する人は医師に相談してください。

  • 腎機能に問題がある人
    トラネキサム酸は腎臓から排出されるので、腎疾患がある人は服用できない場合があります。
  • 血栓ができやすい人
    トラネキサム酸は止血作用があるので、血栓ができやすい人が服用するとよりリスクが高まります。
  • 妊娠・授乳中の人、ピルを飲んでいる人
    問題はないとされていますが、念のため医師に相談しましょう。
保険は適用されるの?
肝斑は病気ではないので、保険適用外です。

以前は保険適用で処方している病院もありましたが、保険料の不正請求の疑いがあるのでそのような病院は減少しています。

費用・金額はどれぐらい?
トランサミン以外にどの薬が出されるかによって差がありますが、保険適用外の場合で1ヶ月分が3,500円~6,000円程度です。

また、トラネキサム酸500mg「YD」などジェネリック薬もあります。

【治療方法 その2】 塗り薬

塗り薬

お肌の漂白剤とも言われているハイドロキノンを使う治療法です。

ハイドロキノン配合の基礎化粧品もありますが、病院で処方される薬のほうが高濃度です。

具体的な治療法や効果は?

具体的な治療法や効果は?

飲み薬であるトラネキサム酸は、メラノサイトを活性化させるプラスミンの働きを阻害する成分でした。

一方、塗り薬であるハイドロキノンは、メラノサイト内で作用する成分です。

メラノサイトで内では、チロシナーゼという酸化酵素がチロシンというアミノ酸をメラニンに作り変えるのですが、ハイドロキノンはチロシナーゼの働きを阻害するのです。

しかもそれだけでなく、メラノサイト自体を減らす作用と、メラニンの色素を薄くする還元作用があるので、「肌の漂白剤」と言われるほどの美白効果が期待できるわけです。

肝斑治療では、ハイドロキノンとトレチノイン(レチノイン酸)の併用が一般的。

トレチノインは、細胞分裂を促進させてターンオーバーを促進させる効果のある薬です。

ピーリング効果という言葉が使われることもありますが、古い角質を柔らかくしてターンオーバーを促進させるケミカルピーリングとは原理が違います。

ハイドロキノンとトレチノインを別々に処方する病院、両者に加えてステロイド(フルオシノロン)を配合した薬を処方する病院、ハイドロキノンとトレチノインを含む「メラフェード」という薬を使う病院など方針はさまざまなので、医師の説明に納得してから治療を始めてください。

朝晩2回の塗布を2~3ヶ月続けて1ヶ月ほど休むというサイクルが基本ですが、実際には肌の状態に合わせて治療スケジュールが組まれます。

副作用や注意点は?
肝斑のある人は摩擦等により肌が炎症を起こしていることも多いため、まずは肌の状態が落ち着いてから…という医師の判断になることもあります。

ハイドロキノンは効果が高い反面、刺激の強い薬でもあり、赤みや炎症が起きる場合があるからです。

高濃度のハイドロキノンを継続して使用した場合に皮膚の色が抜ける白斑(色素脱失)ができることもあるので、医師の指示は必ず守りましょう。

治療期間中は肌のバリア機能が低下するので、いつも以上に丁寧なUVケアと保湿が必須です。

保険は適用されるの?
ハイドロキノン、トレチノインともに、保険適用外です。

費用・金額はどれぐらい?
病院によって差がありますが、ハイドロキノン・トレチノインを合わせて、1ヶ月分で10,000円前後が相場です。

メラフェードは10,000~15,000円ですが、シリーズのローションやエマルジョンをセットで購入すると高額になります。

【治療方法 その3】 レーザートーニング

レーザートーニング

以前は、肝斑にレーザー治療を施すと、逆にメラノサイトを活性化させてしまうので使えないとされていました。

しかし近年は、QスイッチYAGレーザーを用いた「レーザートーニング」も広く行われるようになっています。

レーザートーニングとは?通常のレーザーとは違うの?
レーザートーニングは、低出力でレーザー照射して、シミや色素沈着を悪化させることなくメラニン色素を除去していく方法です。

「メドライトC6」や「スペクトラ」など、一部のQスイッチYAGレーザーにその機能が搭載されています。

具体的な治療法や効果は?
レーザー治療なので、肝斑を消す仕組みは「メラニン色素の破壊」です。

しかし低出力なので一気に消すことはできず、数週間おきに10~15回受ける必要があります。

5回目を過ぎるころから効果を実感する人が多いようなので、最初の数ヶ月は不安が募るかもしれません。

先述した飲み薬や塗り薬、美白成分(ビタミンC誘導体・トラネキサム酸)のイオン導入やエレクトロポレーションとの併用が一般的です。

また、レーザートーニングの前にトラネキサム酸を皮下注射する「トラネキサム酸メソセラピー」との併用で効果を上げているクリニックもあります。

【参考】イオン導入やエレクトロポレーションなどの用語については、下記の記事を参考にしてください。
どんなシミでも確実に薄くすることは出来る!タイプ別の消し方・改善方法を徹底解説

副作用や注意点は?
照射の出力が弱いのでダウンタイム(ひどい赤みで外出できないなど、日常生活に支障をきたす期間)は少ないものの、痛みを感じる人やかさぶたができる人もいます。

なお、レーザートーニングは多くの医師が効果を実感している治療ではありますが、レーザートーニングによって肝斑が悪化した事例や白斑ができたもあり、レーザートーニング反対を表明している医師もいます。

失敗の原因は技術力による部分が大きいので、実績のある信頼できる病院を選ぶことが肝心です。

保険は適用されるの?
保険適用外です。

費用・金額はどれぐらい?
1回5,000~15,000円程度なので、初回限定割引などを利用するとしても10~20万円を見込んでおく必要があります。

塗り薬や飲み薬、イオン導入と併用することも多いので、その場合は追加の治療費も必要です。

【参考】 その他、肝斑治療の気になるQ&A

肝斑治療に最適な時期ってあるの?
飲み薬であれば季節は問いませんが、塗り薬やレーザートーニングによる治療は紫外線が弱くなる秋~冬が最適です。

とは言え、いずれも長期間に渡る治療になるので、春~夏を完全に避けるのは難しいのが現実。

治療期間を通してUVケアを徹底しましょう。

妊娠・授乳中でも肝斑治療は受けられるの?
胎児や赤ちゃんに悪影響がある治療はほとんどないのですが、重篤な副作用が出た場合に適切な治療が受けられない可能性があるためあまりおすすめはできません。

どうしても治療したい場合は、必ず医師に相談してからにしてください。

なお、トレチノインは妊娠中には使えません(外用は問題ないことが証明されていますが、禁止薬の扱いです)。

その他の治療法はないの?
上記3つが主な治療法ですが、レーザートーニングなしで先述の「トラネキサム酸メソセラピー」を肝斑治療として行っているクリニックもあります。

また、東洋医学(漢方薬)による体質改善(ホルモンバランスを整える)という治療を選択する人もいます。

肝斑を消す市販薬やサプリはあるの?

いきなり病院に行くのはちょっと・・・という場合には、まずはセルフケアでの対処を考えますね。

ここでは、市販薬やサプリメントの効果について説明します。

市販薬は〇、サプリメントは×

肝斑を消すための市販薬は、あります。

一方、肝斑の改善を目的としたサプリメントはありません。

なぜなら、肝斑に効果があるトラネキサム酸は医療用成分で、サプリメントには含まれないからです。

病院でトランサミンと一緒に処方されるL-システインも、海外産のサプリメントは流通しているものの国内では医療用成分の扱い。

サプリメントに含まれる「L-シスチン」は美白効果が期待できる成分ではあるものの「L-システイン」とは別物です。

よって、国内メーカーのサプリメントで摂取できるのはビタミンC(アスコルビン酸)だけなので、「肝斑を消す」という意味ではサプリは×となります。

ということで、ここでは肝斑に効果がある市販薬と、補助的な役割として活用することができるL-システインを含む市販薬を紹介します。

肝斑を消す市販薬は、トランシーノⅡ

肝斑治療薬と言えばトランシーノ、と言うよりも、トランシーノのCMで肝斑という言葉を知った人も多いかもしれません。

現在販売されているのは、「トランシーノⅡ」で、薬剤師のサポートが必要な第一類医薬品に指定されています。

具体的な治療法や効果は?

トランシーノⅡの成分は、トラネキサム酸、L-システイン、ビタミンC(アスコルビン酸)なので、効果の仕組みは先述の「飲み薬による治療」と同じなのでそちら(リンクを貼る)を参照してください。

服用は、朝晩の2回、2ヶ月間服用するのが基本です

なお、この服用の仕方によるトラネキサム酸の摂取量は750㎎/1日になるので、病院で一般的に処方される飲み薬の半量となります。

必ずしも効果が半減するわけではありませんが、より強い効果を望むなら病院に行くことオススメします。

副作用や注意点は?

用量用法を守っている限りは副作用の心配はほとんどありません。

但し、病院で風邪薬としてトランサミンを処方された場合は、トラネキサム酸の1日の規定量を超えてしまう可能性があるのでトランシーノの服用は一時中断してください。

また、下記に該当する人はドラッグストアの薬剤師に相談し、必要であれば医師の判断を仰いてください。

  • 腎機能に問題がある人
    トラネキサム酸は腎臓から排出されるので、腎疾患がある人は服用できない場合があります。
  • 血栓ができやすい人
    トラネキサム酸は止血作用があるので、血栓ができやすい人が服用するとよりリスクが高まります。
  • 妊娠・授乳中の人、ピルを飲んでいる人
    問題はないとされていますが、念のため医師に相談しましょう。
  • 55歳以上の人
    肝斑は閉経後に薄くなることが多いので肝斑である可能性が低くなること、高齢になると腎機能の低下や血栓ができやすくなることから、55歳以上の人は医師か薬剤師に相談するようにと説明書に記載されています。

費用・金額はどれくらい?

240錠入り(60日分)で、実勢価格は5,500円前後です。

初診料や診察料を踏まえて考えると、病院で処方される飲み薬よりも少し安いと言えるでしょう。

しかし、病院では1,500㎎/1日のトラネキサム酸が処方されることが多いので、通院できるなら病院に行くほうがオススメです。

【参考】その他、トランシーノの気になるQ&A

市販薬では医師の説明を受ける機会がないので、疑問や不安も残りますね。

以下を読んでも不安が解消できない場合は、ドラッグストアで薬剤師さんに相談してみることをおすすめします。

もし肝斑じゃなかったら悪影響はあるの?
悪影響はありません。

肝斑予防のために飲んでもいい?
トランシーノⅡはサプリメントではなく薬なので、予防のために飲むものではありません。

肝斑が改善しなかった場合でも、2ヶ月服用したらいったん中断してください。

美白化粧品と併用してもいい?
併用は問題ありません。

肝斑改善の補佐的な役割を担う市販薬なら、ハイチオールCホワイティア

トラネキサム酸を含まない製品に、肝斑を消す直接的な効果は期待できません。

しかし、肝斑治療の飲み薬としてトランサミン(トラネキサム酸)以外の薬も処方されることからもわかるように、補助的な役割を果たす美白成分があります。

L-システインやビタミンC(アスコルビン酸)がそれに当たり、「ハイチオールC ホワイティア」や「キミエホワイト」などが市販薬として流通しています。

病院で処方されるL-システインはハイチオールが多いので、類似の効果を期待するならハイチオールがオススメです。

具体的な使い方や効果は?

「飲み薬による治療」(リンクを貼る)でも説明しましたが、L-システインにはメラニンの生成を抑制する効果、ビタミンC(アスコルビン酸)にも同様の効果とメラニンの色を薄くする効果があります。

効果を実感するためには、3ヶ月は継続してみてください。

副作用や注意点は?

これらの薬は比較的副作用が少ないとされる「第三類医薬品」ですが、説明書記載の用量・用法はきちんと守りましょう。

また、妊娠中など体調に懸念がある場合は、まず医師に相談するようにしてください。

【参考】ホルモンバランスを整えるサプリという選択

肝斑の悪化要因として真っ先に挙げられるのが女性ホルモンです。

ストレスや生活習慣のせいでホルモンバランスが乱れているという自覚がある人は、大豆イソフラボンやプランセンタ、マカなどホルモンバランスを整える効果のあるサプリメントを利用してみてもいいかもしれません。

但し、過剰摂取により逆にホルモンバランスが乱れてしまう場合があるので、サプリメントとは言え摂取量には注意してください。

化粧品はどうなの?効果あるの?肝斑は消せる?

病院での治療、市販薬、サプリメントと来たら、最後に気になるのは化粧品ですね。

肝斑を消すのに最も効果があるのはトラネキサム酸の内服なので、化粧品だけで肝斑を消すのは困難です。

しかし、数ヶ月から1年という長い時間がかかる肝斑治療においては、「肌全体を明るくし、新たなシミをつくらないスキンケア」と「とりあえず隠すメイク技術」はとても大切。

化粧品で肝斑を消すことはできませんが、化粧品を味方につけることで根気のいる肝斑治療を乗り越えやすくなる、とは言えます。

肌全体を明るく!ハイドロキノン配合の美白化粧品

肌全体を明るく!ハイドロキノン配合の美白化粧品

残念ながら現時点では、肝斑改善効果が確認されている基礎化粧品はありません。

しかし、肝斑治療で塗り薬として処方されているハイドロキノンを配合した基礎化粧品やせっけんはあります。

ハイドロキノンの効果については、「塗り薬による治療」(リンクを貼る)を参照してください。

ハイドロキノン配合の基礎化粧品

薬よりも濃度は低いものの、「ビーグレン」や「アンプルール」などハイドロキノン配合の基礎化粧品はシミ全般に効果があったというクチコミの多い製品です。

肝斑の改善と並行して、少しでも明るくシミの少ない肌へと願うなら、基礎化粧品も厳選したいところですね。

ハイドロキノン配合のせっけん

ハイドロキノン配合の洗顔せっけんもあります。

但し、ピーリング効果のあるせっけんなので、炎症を起こしている肌や敏感肌の人は注意してください。

【参考】トラネキサム酸配合の化粧品ってどうなの?

肝斑治療では飲み薬として服用されるトラネキサム酸ですが、トラネキサム酸を含む基礎化粧品はあります。

トランシーノのホワイトニングシリーズが有名ですが、「トランシーノ」という名前ではあるものの、肝斑用の化粧品ではありません。

即効性はNo.1!肝斑を隠すメイクテクニック

即効性はNo.1!肝斑を隠すメイクテクニック

とにかく今消したい!という場合には、化粧品で隠すという選択になります。

自分の肌に合うカラーを選び、化粧崩れしにくい工夫をすれば、かなり上手に隠すことができます。

化粧下地は、イエロー系

地肌の色との相性もありますが、色ムラのある肌にはイエロー系のコントロールカラーが有効。

肝斑とその他の部分の差を目立たなくさせる効果があります。

ファンデーションは、地肌の色より少し濃いめ

明るい色のファンデーションでごまかしたくなりますが、実はシミの色に近い色のファンデーションのほうが隠せます。

少し勇気がいりますが、地肌の色よりも濃い目のファンデーションがおすすめです。

コンシーラーは、部分によって使い分け

コンシーラーは固いほうがカバー力が高い、ということは経験的に知っている人が多いでしょう。

とは言え、目の近くや口のまわりなど皮膚がやわらかい部分に固いコンシーラーを使うと化粧崩れしやすく逆効果に。

頬骨に沿った部分は固めのスティック、皮膚がやわらかい部分はやわらかいクリーム状と使い分けましょう。

チークは、黄色系かブラウン系が有効

肝斑は主に頬にできるので、ファンデーションだけでなくチークでも隠しやすいです。

黄味のかかったピンクやアプリコット色なら、自然な血色に見えるのでオススメ。

また、肝斑の色に近いブラウン系のチークでも自然に隠せます。

肝斑予防にはセルフケアが重要

原因の説明にも書きましたが、肝斑の二大原因は女性ホルモンと摩擦です。

いずれも日々の生活で気を付けることができるので、再発予防にはセルフケアが重要です。

ホルモンバランスを整える生活

仕事や育児に追われていると難しいかもしれませんが、ルモンバランスを乱さないためには、ストレスを溜めない生活は重要です。

規則正しい睡眠、適度な運動、ストレス発散、野菜中心の高タンパク低カロリーな食事という基本を心がけてください。

摩擦を避けるスキンケア

洗顔時やメイク時にゴシゴシこすらない、丸首の衣類を乱暴に着脱しない、といった日々の生活にも気を付ける必要があります。

正しい洗顔方法は、こちらでも紹介しているので参考にしてください。

【洗顔の基礎知識を徹底解説!】医師がおすすめする本当に正しい洗顔方法

まとめ

肝斑を確実に薄くするための治療法は、確立されつつあります。

まだ解明されていないことも多いぶん、これからの治療の進歩に大きな期待もできますね。

時間のかかる治療が多いので根気が必要ですが、肝斑のない肌を取り戻すために気長に取り組んでいきましょう!

【参考文献】
「イチからはじめる美容医療機器の理論と実践」(宮田成章/全日本病院出版会)

【参考URL】
湘南美容外科「美肌効果・肝斑治療ならスペクトラ」
http://www.s-b-c.net/contents/laser_spectra.html

第一三共ヘルスケア「トランシーノ」
http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/

MEDLEY「トランサミン錠500mgの基本情報」
https://medley.life/medicine/item/3327002F2041

この記事が気に入ったら「イイね!」しよう!

美エージェントのお勧め記事をお届けします。

この記事のライター
ERIKO

cover

好きなものは、お酒・おいしいもの・旅行・本・野球・SPITZ。 特技は断捨離ですが、好きなものはたくさん欲しい欲張り者です。
明日もキレイになりませんか?

美・エージェントをフォローして
最新のキレイ情報をGETしよう!

  • いいね!してフォロー

  • 公式ツイッターをフォロー